[ボローニャ] 「我々はこれまでの試合より一段とプレーを組み立てましたが、何やっても決まらない流れになって、負けてもおかしくない感じになっていました。失点の場面では軽率なことを次々とやってしまったし、相手のゴール前では決定機を散々外してしまったのです。努力に比べて収穫が少ないので残念ですよ」。ヴァルテル・マッザーリ監督はボローニャ対インテル終了後、“Sky”のインタビューでこう試合を振り返った。
「ジョナタンは重要な存在になっていますが、更なる向上が必要です。 選手たちには自信を与えるようにしましたし、みんな持っている素質を発揮するようになっています。全員が、ピッチに上がったら何をすべきか把握しているのです。長友の状態について? 現時点で私には何とも言えないですね。明日、もう少し詳しいことが分かるでしょう。グアリン? パラシオと重なってしまうことがありますが、今日は素晴らしい試合をやってくれましたよ。ロドリゴと同じで、シュートが決まらなかっただけなのです」
「アルバレスが左ウィングハーフのポジションでプレーしているのを見れば、このチームは全員で攻撃を仕掛けることが分かります。私が好きな、グラウンダーのパスで繋ぐ良いサッカーを見せていたのに、軽率なプレーがあったことは残念ですね。コヴァチッチを投入した時、どうして彼を左ウィングハーフのポジションに入れてアルバレスを右に移動させなかったかって? 終盤ではそうしましたよ。でも、あまり変えない方が良いというのはあります。選手たちが試合途中で急激に変えても完璧に対応できるレベルに達していないですからね。ナポリでは長年の練習を積み重ねた選手がいましたが、ここではまだその準備が出来ていないので」
「ロランドはサプライズの活躍を見せている? この調子で進化し続ければ、彼は偉大なディフェンダーになれますよ。とにかく、以前からいる選手も新加入選手も、チームの全員が大きく成長していっています。タイデルやフアン・ジェズスのような若手も良いパフォーマンスを見せていますしね。ただ、本当にハイレベルのチームでありたいのなら、軽率なミスで失点したり、相手ゴール前でチャンスを外しすぎるのは避けなくてはいけません。勝ち点を獲得しないといけないのです。違いを示すのは勝ち点ですからね。良いサッカーをやるのはともかく、勝つことが必要なのです」
「トヒル氏から携帯メッセージが届いたかって? いいや、届いてないと思いますよ。というか、まだ携帯を見ていないのでね。今夜勝っていたらナポリに追い付いていた? これまで、多くの勝ち点を取りこぼしたというのはあります。今日みたいな試合で、しっかりと勝ち点を手にすべき試合がたくさんありました。もっとやることができましたね。その辺で努力していかないとダメです」
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INTERVISTA WALTER MAZZARRI POST BOLOGNA-INTER