セリエA、インテル対ユヴェントス:1−1

後半にイカルディが先制点を決め、その2分後にビダルが同点に持ち込んで、イタリアダービーはドローの結果で幕を閉じた

[ミラノ] 超満員で熱気に包まれた“ジュゼッペ・メアッツァ”スタジアムでのイタリアダービーは、1−1のドローの結果で試合終了を迎えた。得点は両方とも後半に生まれたもので、イカルディがインテル先制点を決め、その2分後にビダルがユヴェントス同点弾を挙げた。

マッザーリはゴールマウスにハンダノヴィッチ、 3バックにカンパニャーロ/ラノッキア/フアン・ジェズス、中盤にグアリン/カンビアッソ/タイデル、そしてサイドにはジョナタンと長友を据え、ワントップのパラシオの背後にアルバレスを置いてユーヴェ戦に臨んだ。勢いあるゲームスタートを切ったインテルはアグレッシブな姿勢を見せ、13分に長友が絶妙なダイレクトシュートを打ったが、惜しくも早い時間帯での得点にならず。31分にはポグバがインテルゴール前でのチャンスを迎えるも、ハンダノヴィッチが問題なくセーブ。インテルが積極的にプレスをかけ、ユヴェントスが苦戦する場面が目立った前半は、スコアレスドローで終了。

後半は両チームにチャンスがあったものの、なかなかスコアは動かず。23分にタイデルに代わって入ったイカルディが、28分にアルバレスのアシストからダイレクトでネラッズーリゴールを決めた。喜ぶ暇もなく、それから2分も経たないうちにインテルエリア中央でパスを受けたビダルが左足を振り切って同点に持ち込んだ。43分にはイスラがヘディングで逆転ゴールを狙ったが、ハンダノヴィッチが好セーブを見せ、今回のイタリアダービーは1−1の結果で幕を閉じた。


インテル対ユヴェントス 1−1
得点者:
後半28分 イカルディ、30分 ビダル

インテル:1 ハンダノヴィッチ;14 カンパニャーロ、23 ラノッキア、5 フアン・ジェズス;2 ジョナタン、13 グアリン、19 カンビアッソ、21 タイデル(後半23分、9 イカルディ)、55 長友;11 アルバレス(後半35分、10 コヴァチッチ);8 パラシオ
控え選手:12 カステッラッツィ、30 カリーソ、6 アンドレオッリ、7 ベルフォディル、17 クズマノヴィッチ、18 ウォラス、22 ミリート、25 サムエル、31 ペレイラ、35 ロランド
監督: ヴァルテル・マッザーリ

ユヴェントス:1 ブッフォン;3 キエッリーニ、15 バルザーリ、ボヌッチ;22 アサモア、6 ポグバ、21 ピルロ(後半42分、20 パドイン)、23 ビダル、26 リヒトシュタイナー(後半1分、33 イスラ);9 ヴチニッチ(後半27分、27 クアリアレッラ)、10 テベス
控え選手:30 ストラーリ、チッティ、5 オグボンナ、11 デ・チェーリエ、12 ジョヴィンコ、13 ペルーゾ、14 ジョレンテ、16 モッタ
監督:アントニオ・コンテ

主審:ダニエレ・オルサート(スキーオ)
警告:前半15分 カンパニャーロ、17分 リヒトシュタイナー、後半16分 ビダル、17分 ラノッキア、
ロスタイム:前半0分、後半2分
観客:79,343人


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