サネッティ:「ファンに加わってインテルを応援する」

「人数が限られて大変なこのシーズン終盤、チームを支えるのが何よりも大事」

[ミラノ] パレルモ対インテル戦で左足アキレス腱断裂を負ったハビエル・サネッティは29日、インテルチャンネルの電話インタビューに応じた。

キャプテンの一問一答は下記の通り。

ハビエル、ファンからすごくたくさんのお見舞いメッセージが届いているし、これまでのキャリアで2回目のちょっと長引くケガを直面している君のことを、誰もが応援しているようだね。

「支えてくれているインテルファン、激励メッセージを送ってくれた選手たちとすべての人々に感謝しているよ。とにかく、この仕事をやっていれば起きることだからね。手術を受けて、ピッチ復帰をめざしてリハビリに集中するさ。僕はそうできると信じているし、落ち着いてしっかりと治して、今後もチームに貢献するつもりでいるよ」

昨日、(検査が行われた)パヴィーア市の“サン・マッテオ”総合病院を出たとき、負傷した瞬間は強烈な痛みを感じたと言っていたけど、そのとき思ったことは?

「重度のケガだということはすぐに把握したし、アキレス腱かも知れないと思ったよ。まあ、アンラッキーな日だったのさ。繰り返すけど、ケガはこの仕事の一部であって、ほぼ40歳の時点でのケガだしね。幸いにも、これまでのキャリアで深刻なケガはやってないし、これが初めてだと言えるんじゃないかな。落ち着いて治すようにして、何よりも前よりも良い状態に戻りたいね」

40歳でこのケガだとピッチ復帰は不可能と言う人もいるけど、この意見にはなんて反論したい?

「まあ、みんな表現の自由があるわけだからね。繰り返すけど、僕はしっかりと治って、ウチの優秀なメディカルスタッフとフィジカルトレーナーの指導の下でリハビリをやるつもりだよ。そして、コンディションが戻ったと感じたとき、ピッチ復帰を果たしたいね。これだけのキャリアを送ってきたからには、ファンの前で少なくともあと1試合はやりたいと思うんだ。もちろん、それが1試合だけに限らないことが願いだよ」

チームメートは君がケガしたのを見て動揺していたみたいだけど、彼らには後で何か特別なことを言ったのかい?

「チームメートはみんなものすごい愛情を示してくれたし、僕がケガしたことをとても残念がっていたね。でも、昨日パヴィーアでも言った通り、僕に対してみんな気を遣ってくれたのはありがたいけど、今はチームの彼らを支えることが大事なんだ。特にこのシーズン終盤は、人数が限られていて簡単ではないからね。彼らはみんなのサポートを必要としているんだ。僕も応援に加わるから、ファンがひとり増えたことになるさ。チームがヨーロッパリーグ出場権をめざして全力を尽くすことを確信しているよ」

大勢の他チームの選手や監督からメッセージが届いているけど、これはこれまでのキャリアでトロフィーを掲げる以上のことをやり遂げたということの表れなのかな?

「うん、それが何よりも大事なことだと思うね。これまでのキャリアで見せてきた僕のピッチ内外での姿勢が、誰からも評価されたんだと思う。今、スポーツ界がこのように敬意を示してくれるというのは最高に嬉しいことだよ」

インテルチャンネルは今週、すべての番組を君に捧げる予定だよ。君が得点した試合を全部放送する企画もあるけど、どの試合から始めて欲しいかい?

「パリでの決勝戦だね。僕が初めて手にしたトロフィーだったし、貴重なゴールを決めたからね。あとは、任せるよ。得点は少ないけど、全部良いゴールで重要なものだから。何はともあれ、インテルチャンネルの皆さんとすべてのインテリスタにお礼を言いたいね。ファンは僕が入団したときから、まるでこの家族の息子みたいな気分にさせてくれたんだ」

広報部


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