[ミラノ] 若きネラッズーリは3月25日の“Next Generation Series”決勝にたどり着くまで、長い大会で快進撃を見せた。ロンドンでトッテナム相手にグループリーグ初戦を行い、そのトッテナムに次いで2位で決勝トーナメント進出を達成したインテルは、準々決勝でスポルティング・リスボンと対戦。2万人の大観衆の前での激戦になったが、後半10分にエムバイェが決めて、ネラッズーリは準決勝進出を果たした。オランピック・マルセイユ相手の準決勝ではクリセティグが前半3分に、ロンゴが42分に得点し、インテルを決勝に導いた。U−19欧州チャンピオンが決まるファイナルの舞台となったのは、ネラッズーリの本大会での歩みが始まったロンドン。アヤックス相手に50分間10人で戦い抜いたインテルはPK戦で“Next Generation Series”優勝を果たし、ヨーロッパの頂点に輝くという夢を実現させた。チームをここまで導いた指揮官、アンドレア・ストラマッチョーニはこの直後、さらに大いなる夢に挑戦することになったのだ。
広報部