ジャチントはここにいる

 2006年9月4日から12年が過ぎた。しかしジャチントの道徳観、平等性、人間性はまだここで我々と共にある。

 「その朝、おそらく私の人生の中で最も重要な日、私は新しいスーツを纏ってミラノ行きの電車に乗った。私はインテルの登録カードにサインするためにテアトロ・リリコ近くのヴィア・ラルガに行く必要があった。夢中歩行のように移動していた。電車での時間は過ぎ去る気配がなく、ヴィア・ラルガでの待ち時間は数世紀のようだった。そしてようやく、彼らは私にペンを持たせ、登録カードを私の前に置いた。私は " Giacinto Facchetti " とサインした。私は高鳴る胸の鼓動と共に出口へと繋がる階段へ向かった。私はインテル選手だ!私はインテル選手だ!」

(Se no che gente saremmo, Gianfelice Facchetti, Longanesi 2011)

 "チペ(ll Cipe)はインテルに存在し続けた。たとえ今から12年前に起きた悲劇な日からでもだ。その数日後、ゴールを決めたエステバン・カンビアッソは指を空に向けて全インテルファンの気持ちを体現した。

 同じように我々もまだ毎日頭を下げることなく自身の道徳観、平等性、人間性を持ったジャチントを思い出す。

 Giacinto è qui (ジャチントはここにいる)


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