ミラノ発 – 1958年6月20日。この6月20日という日付を忘れずにいてほしい。60年前のこの日、マリオ・コルソが彼のホーム、ファミリー、そして運命となるインテルとの契約にサインをした。
コルソはネラッズーリとして502試合に出場し、95ゴールを記録。引退後はプリマヴェーラとファーストチームの監督を務め、後にディレクターとスカウトとしてクラブの発展を支えた。
マッシモ・モラッティは、110年にわたるインテルの歴史の中で最も好きな選手はコルソだと繰り返し発言している。コルソは才能と知性のある一流の選手だったが、献身的にチームを助けた。
それにより、コルソはネラッズーリのサポーターに愛されたばかりか、対戦相手のファンからもリスペクトされていた。コルソはインテル選手としてほぼ100ゴールを決めたが、クラブに所属した15年の間にチームメイトの得点を導いたアシスト数はとても数え切れない。
ネラッズーリとしてプレーしていた間に、コルソはスクデットを4回獲得し、ヨーロピアン・チャンピオン・クラブズ・カップで2回(決勝敗退も同数)とインターコンチネンタルカップで2回優勝を果たした。コルソはそのサッカー人生において多くの友人を得たが、中でも特に深い友情で結ばれていたのは1971年に亡くなった主将アルマンド・ピッキだ。コルソはピッキと多くの試合を戦い、共に勝利も敗北も経験した。そして6月20日とは、このピッキの誕生日でもあるのだ。彼らの友情は星と共に輝いている。
English version Versión Española Versi Bahasa Indonesia 中文版 Versione Italiana