セスト・サン・ジョヴァンニ発 - アタランタがナポリに引き分けた今節、ネラッズーリはプリマヴェーラ1 TIMのトップに立つ絶好のチャンスを逃さなかった。第10節にスタディオ・ブレダでトリノと対戦したインテルのプリマヴェーラは、フィオルダリーソのオウンゴールとローヴェル、そしてオドガードの得点により、3-0の勝利を収めた。
セスト・サン・ジョヴァンニで行われた試合の前半は、拮抗した戦いとなった。両チームともフィジカルが強く、戦術を重視したプレーを行う。インテルはミドルシュートを多用していくつもチャンスを作り出す。しかしザニオーロ、ガヴィオリ、コリディオのシュートはいずれもGKにセーブされる。だがハーフタイム直前についにゴールネットが揺れた。ガヴィオリのクロスの後、フィオルダリーソがクリアしたボールがゴールに飛び、トリノのオウンゴールとなったのだ。こうしてインテルの1点リードで前半が終了した。
トリノはハーフタイム中に交代を行い心機一転して後半に臨むが、57分まで大きなチャンスは作り出せない。その7分後、インテルも反撃に出るものの、コラードのシュートはGKコッポラに阻まれる。そして76分、何人もの相手選手をかわしてゴールに迫ったローヴェルがシュートを突き刺し、インテルのリードを2点に広げた。
なんとか同点に追いつこうとするトリノだが、ローヴェルに対するファールによりフェリグラがレッドカードで退場すると、その望みは薄くなる。更にオドガードがインテルにダメ押しの3点目をもたらし、インテル対トリノ戦は3-0でインテルの快勝に終わった。この勝利により、ネラッズーリはプリマヴェーラ1 TIMの首位に躍り出た。インテル・プリマヴェーラは11月29日(水)、プリマヴェーラTIMカップのラウンド16でノヴァラと対戦する。
インテル対トリノ 3-0
得点者:41分フィオルダリーソ(OG)、76分ローヴェル、90分オドガード
インテル:1 ピッサルド;2 ヴァリエッティ、4 ノーラン、6 ロンバルドーニ、3 コラード;7 ガヴィオリ、8 ダンソ、5 スキロ(83分16 ブリニョーリ)、10 ザニオーロ;9 ムットン(65分21 オドガード)、11 コリディオ(76分18 ローヴェル)
控え:12 デキッチ、13 ザッパ、14 サーラ、15 ベッテッラ、17 ヴィスコンティ、19 ニュクリ、20 ベルケイール、22 メロラ
監督:ステファノ・ヴェッキ
トリノ:1 Coppola; 2 Fiordaliso, 4 Ferigra, 6 Buongiorno, 3 Barreca (46’ Gilli 23); 7 Oukhadda, 5 D'Alena, 8 De Angelis; 10 Kone (72' Bianchi 20); 9 Butic, 11 Millico (81' Capone 13).
控え:12 Zanellati, 14 Bedino, 15 Ambrogio, 16 Celeghin, 17 Samake, 18 Ruggiero, 19 Leveque, 21 Iacuaniello, 22 Gemello.
監督:Federico Coppitelli
イエローカード:ザニオーロ(58分)
レッドカード:フェリグラ(80分)
アディショナルタイム:1+3分
主審:Mario Cascone
副審:Moro、Zeviani
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