ミラノ発 - ラ・マルセイエーズが流れ、パリの事件の犠牲者に祈りがささげられた。そして、試合のキックオフを迎えている。
左サイドに入ったリャイッチは開始直後にフィニッシュに持ち込み、素晴らしい一夜を予感させた。これはDFにブロックされるが、５分にはレアーリを脅かす場面をつくる。そこからカウンターを仕掛けられるも、ハンダノヴィッチがペナルティーエリアを出てヘディングでクリアした。７分には再びハンダノヴィッチがチームを救う。フロジノーネは右からクロスを入れると、ソッディモが左足でボレー。しかし、守護神が弾き出した。１２分にはインテルのチャンス。ヨヴェティッチとリャイッチでペナルティーエリアに入ると、コンドグビアにパス。だが、これは枠を外れる。その３分後にはヨヴェティッチに好機があったが、シュートが中央だった。前半はリズムが低く、中盤では目立つ場面が多くなかった。きっかけが必要だった。２０分、ヨヴェティッチがシュートを放った後、リャイッチがシュートを狙うこれをレアーリが止めるが、ビアビアニーが反応して足を出し、こぼれ球を押し込んだ。フランス人ウィンガーは３３分にもリャイッチへのクロスを提供してチャンスを演出。だが、ゴーリがストップした。リャイッチは４４分にも好機をつくった。
同じ２２人で後半もスタート。４０秒でインテルは後半最初のチャンスをつくる。ビアビアニーがサイドを突破してイカルディに出す。だが、右足のシュートはクロスバーの上に外れた。インテルは５３分に追加点。リャイッチがヨヴェティッチからのパスをペナルティーエリア内で受けてイカルディとワンツー。レアーリと対峙して中に折り返し、カピターノが押し込んだ。そこからフロジノーネは危険なシーンをつくる。それでも６８分にはハンダノヴィッチからカウンターがスタート。リャイッチに素早く出してイカルディに見事なパスが通る。ヒールでビアビアニーに通るが、シュートは戻ってきたブランチャルドに止められた。ラスト５分でインテルはさらに突き放す。途中出場のペリシッチが右からパスを出すとヨヴェティッチが中へつなぎムリージョが決めた。これで終わりでな。リャイッチが入ったばかりのブロゾヴィッチのゴールを演出し、４点目が入った。
インテルは４−０でフロジノーネ戦を終えて、単独首位に。次はサン・パオロで２位のナポリと対戦だ。
インテル 4-0 フロジノーネ
得点者: ビアビアニー (29分), イカルディ (53分), ムリージョ (88分), ブロゾヴィッチ (91分)
インテル: 1 ハンダノヴィッチ; 55 長友(60分 ラノッキア 23), 25 ミランダ, 24 ムリージョ, 12 テレス; 83 メロ, 7 コンドグビア; 11 ビアビアニー(85分 ペリシッチ 44), 10 ヨヴェティッチ, 22 リャイッチ; 9 イカルディ(88分 ブロゾヴィッチ 77).
ベンチ: 30 カリーソ, 46 ベルニ, 5 ジェズス, 8 パラシオ, 13 グアリン, 14 モントーヤ, 17 メデル, 27 ニュクリ, 33 ダンブロージオ.
監督: ロベルト・マンチーニ
フロジノーネ: 33 レアーリ; 28 ロージ, 24 ディアキテ, 6 ブランチャルド, 3 クリヴェッロ; 17 パガニーニ(83分 カルリーニ 29), 5 ゴーリ(76分 グッヒャー 8), 21 サンマルコ, 10 ソッディモ; 9 チョファニ(76分 ロンゴ 12), 30 カスティージョ.
ベンチ: 1 ザッピーノ, 23 ゴミス, 7 フラーラ, 11 ヴェルデ, 13 M.チョファニ, 69 ベルトンチーニ.
監督: ロベルト・ステッローネ
警告: ディアキテ (10分), ミランダ (26分), パガニーニ (62分)
アディショナルタイム: 0分 - 3分
主審: グイーダ
副審: マラッツォ, タッソ
第４審判: ヴィヴェンツィ
追加副審: ファブリ, ラ・ペンナ
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