フィレンツェ発-ババカル、クアドラド、トモヴィッチの3得点でインテル3-0で敗北。インテルは善戦するも前半7分にババカルのペナルティエリア隅からのシュートで先制を許してしまう。

1得点リードのままフィオレンティーナは前線に圧力をかけ続ける。前半16分にはクアドラドが強烈なシュートを放つもハンダノヴィッチが何とかセーブする活躍を見せる。それからネッラズーリは反撃を試みる。イカルディが奇跡的なシュートを放つも惜しくもゴールをそれた。

さらにフィオレンティーナの攻勢が続く。2回連続ロングレンジからのシュートが放たれた。クアドラドがメデルを突破しスペースに入り込み、左サイドに侵入。ペナルティエリアからのシュートでハンダノヴィッチの壁をすり抜け前半19分に２点目をゲット。２-０となる。

インテルは陣形を整えサイドからの攻撃で反撃を試みる。ダンブロージオの努力でフィオレンティーナのペナルティエリアをかき乱す。３８分には何とかゴールに近づきシュートを放つもGKネトがダンブロージオに立ちはだかる。

フィオレンティーナは、スタートから力強い立ち上がりのまま前半を終える。前半終了間際、再びババカルがインテルサイドに襲いかかる。ハンダノヴィッチが警戒し対応。２-０でフィオレンティーナがリードで前半終了。

後半の立ち上がりからフィオレンティーナが攻撃を仕掛ける。再びババカル、クアドラドのコンビがインテルの脅威となる。５８分にはババカルがシュートを放つもゴールの枠をとらえることができない。

ババカルが再び攻撃に出る。６３分にはクアドラドとともにパスを渡しながらインテルゴールに近づく。ハンダノヴィッチがクアドラドの放ったシュートをファインセーブし攻撃を抑えた。

メデルがフィオレンティーナ陣地に深く侵入しネッラズーリが反撃を試みる。シュート方向は良かったもののゴールの枠を大きくはずし、GKネトは落ち着き払った。７５分にはパラシオが絶好のチャンスを掴み、サイドから前に進み左足でシュートを放つもフィオレンティーナのゴールを突破することができない。

何とか貴重な１得点を入れようと試みるもそれから１分もしないうちにフィオレンティーナが３点目を上げることになる。トモヴィッチが非常に落ち着き払って、インテルのディフェンスラインに空いたスペースからシュートを放ち追加点を入れた。

試合終了間際、インテルに最後の得点のチャンスが訪れた。ダンブロージオがエリア内から放った強烈なシュートでフィオレンティーナを襲う。しかしGKネトがダンブロージオのシュートを許すことはなかった。結果ネッラズーリは、失意のまま得点を入れることができず手ぶらでフィレンツェを後にすることになった。

フィオレンティーナ 3-0 インテル

得点：7'ババカル、19'クアドラド、77'トモヴィッチ

フィオレンティーナ: 1 ネト; 40 トモヴィッチ, 2 ロドリゲス, 15 サヴィッチ, 28 アロンソ; 10 アキラーニ, 7 ピサロ, 16 クルティッチ; 14 フェルナンデス(78'バルガス); 11 クアドラド(86'ブリランテ), 30 ババカル(65'ベルナルデスキ)
控え: 12 タタルサヌ, 21 ルパテッリ, 5 バデリ, 6 バルガス, 19 バサンタ, 20 ボルハ・バレロ, 23 パスクアル, 25 ブリランテ, 29 ベルナルデスキ, 32 ラッツァーリ, 55 ヘガジー, 72 イリチッチ
監督: モンテッラ

インテル: 1 ハンダノヴィッチ; 23 ラノッキア(59'エルナネス), 15 ヴィディッチ, 5 フアン・ジェズス; 33 ダンブロージオ, 90 エムヴィラ, 18 メデル, 10 コヴァチッチ, 22 ドド(67'オビ); 7 オスヴァルド(74'パラシオ), 9 イカルディ
控え: 30 カリーソ, 46 ベルニ, 6 アンドレオッリ, 8 パラシオ, 17 クズマノヴィッチ, 20 オビ, 25 エムバイエ, 44 クルヒン, 88 エルナネス
監督: マッツァーリ

Referee: Tagliavento
Assistants: Marzaloni, Costanzo
Additional assistants: Russo, Peruzzo
Fourth official: Dobosz

先発メンバー

ベンチ