試合結果

2012年4月22日 12:30

Fiorentina
Inter
主審 Paolo Valeri / 副審 Viazzi, Liberti / 第4審判 Mazzoleni
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レポート
レポート
ハビエル・サネッティ
4.86
4.86
エステバン・カンビアッソ
4.27
4.27
ジュリオ・エスピンドラ
6.93
6.93
マイコン・シセナンド
4.24
4.24
クリスティアン・キヴ
4.05
4.05
ディエゴ・ミリート
5
5
ルシオ・フェレイラ
4.38
4.38
ヴェスレイ・スナイデル
4.01
4.01
アンドレア・ラノッキア
4.84
4.84
長友・佑都
4.86
4.86
リカルド・アルバレス
3.77
3.77
アンドレア・ポーリ
5.25
5.25
ディエゴ・フォルラン
2.96
2.96
マウロ・サラテ
4
4
チーム<br>平均点 4.53
1 枠内シュート 1
7 枠外シュート 5
12 ファウル 12
4 CK 5
4 オフサイド 4
34% ポゼッション 66%
DA IMPLEMENTARE
勝(23) 分(35) 敗(29)

[フィレンツェ] 両チーム共に勝ち点3を欲しがったが、スコアレスドロー。それぞれ勝ち点1を手にしたが、両者とも納得がいかない試合結果となった。
ピエルマリオ・モロジーニの死亡により、前週のゲームがすべて順延となった後のセリエAのゲーム。1分間の黙祷の後にキックオフとなった。前半は両チームに何回かチャンスはあったが、得点はなし。後半、ゴール前に抜け出たラッザーリをジュリオ・セザルが倒してPK。今シーズン、インテルが受けた10個目のPK。ジュリオ・セザルはリャイッチのシュートコースを読みきってストップ。インテルを敗戦から救った。

前半:"アルテミオ・フランキ"での第34節、フィオレンティーナ対インテル戦。ストラマッチョーニ監督はケガの癒えたマイコンをスタメンで起用。左サイドにはサネッティ、センターバックコンビはキヴとルシオで構成。中盤のダブルボランチはポーリとカンビアッソ、ミリートのワントップの背後に、フォルラン、アルバレス、サラテを据えた。ケガが癒えて久しぶりに招集されたスナイデルはベンチスタート。一方、フィオレンティーナのデリオ・ロッシ監督は、アマウリが累積による出場停止、ヨヴェティッチとバルガスはケガでプレーできず、チェルチとリャイッチの2トップでゲームに臨んだ。モントリーヴォとガンベリーニはベンチスタートとなった。
試合前、ピエルパオロ・モロジーニ選手の死を悼んで1分間の黙祷が捧げられた。
インテルはチャンピオンズリーグ出場権を目指しての勝ち点3、一方のフィオレンティーナは降格ゾーンから確実に逃げ出すための勝ち点3を狙ったゲームである。
最初にチャンスを掴んだのはヴィオラ。2分、ラッザーリが左サイドを突破して中にパス。カルジャがフリーでシュートを打つが、枠を大きく外した。それに対して、5分、フォルランが中にカットインして左足でミドルシュートを試みるが、ボルツがキャッチする。7分にはラッザーリが、ジュリオ・セザルがちょっと前に出ていたのを見て、ハーフウェーライン手前からロングシュート。シュートはわずかに外れたが、地元ファンを湧かすには十分のプレーだった。この時間帯、インテルが完全にゲームを支配。何度か、相手エリアへの侵入を図るがナターリを中心にしたヴィオラの守備網に攻撃を阻まれた。一方、ヴィオラはチェルチとカルジャが積極的に攻撃を仕掛けた。
25分には、フォルランのロングパスを受けたサラテがドリブルでカットインしてシュートを放つが、わずかに枠を外れた。その2分後、今度はチェルチがポーリとマイコンをドリブルでかわし、強烈なシュートを放つが、ボールはクロスバーの上に外れた。42分、エリア周辺でルシオがナスタシッチに倒されるが、主審のヴァレーリ氏はプレーオンを命じた。45分、ミリートがナスタシッチに倒され、怒ったミリートがナスタシッチに詰め寄るシーンもあった。主審は両者にイエローカードを提示した。前半の45分間、枠に飛んだシュートはフォルランのミドルシュートだけ。両チームとも決定的チャンスがないまま前半が終了した。

後半:ハーフタイム時、インテルにメンバー交代。ふくらはぎに異常を訴えたサネッティに代わって長友が入る。2分、サラテが“サラテ流”とも言うべきプレー、左サイドからカットインしてのシュート。右足のシュートはバーの上に外れる。9分には、フォルランに代わって、1ヶ月以上ぶりにスナイデルがピッチに上がる。だが、この時間帯はフィオレンティーナのペース。ヴィオラが何度となくインテルゾーンに攻め込んだ。10分には、リャイッチのフリーキックがインテルを危機に陥れるが、ルシオが辛うじてクリア、ピンチを切り抜けた。その1分後、リャイッチのパスを受けたカンポレーゼがルシオをドリブルでかわしたが、クロスをミスキック。ボールはサイドネットに吸い込まれた。
そして、23分、ヴィオラに決定的なチャンスが訪れた。ゴール前に抜け出たラッザーリを止めようとしてジュリオ・セザルが飛び出たが、一瞬タイミングが遅れ、出した腕を引っ込めることが出来ずにラッザーリを倒し、PKを献上することになった。ジュリオ・セザルは自らのファウルで与えたPKを見事にストップした。リャイッチのPKのコースを読んで右手の方向にダイビング、完璧のセーブを見せて失点を防いだ。
34分にはコーナーキックで、ファーサイドでフリーになったナスタシッチが、シュートを放つが、ボールは上に外れた。インテルにとってはヒヤッとする場面であった。
インテルは39分にサラテが、40分には長友がシュートを打つが、いずれも枠を外れた。さらに、43分には、ミリートの振り向きざまのシュートで相手ゴールを襲うが、これも枠を捉えなかった。3分間のロスタイムの後、主審は試合終了の笛を吹いた。フィオレンティーナ対インテルは0-0のゴールレスドロー。インテルは勝ち点1を加え、総勝ち点を49ポイントとした。


フィオレンティーナ対インテル 0-0

フィオレンティーナ:1 ボルツ;31 カンポレーゼ、14 ナターリ、15 ナスタシッチ;16 カッサーニ、13 カルジャ、85 ベーラミ(後半22分、17 サリフ)、21 ラッザーリ、23 パスクアル;7 チェルチ;22 リャイッチ(後半27分、37 アコスティ)
控え選手:89 ネト、5 ガンベリーニ、10 オリベーラ、18 モントリーヴォ、29 デ・シルヴェストリ
監督:デリオ・ロッシ

インテル:1 ジュリオ・セザル;13 マイコン、6 ルシオ、26 キヴ(後半37分、23 ラノッキア)、4 サネッティ(後半1分、55 長友);18 ポーリ、19 カンビアッソ;9 フォルラン(後半9分、10 スナイデル)、11 アルバレス、28 サラテ;22 ミリート
控え選手:12 カステッラッツィ、5 スタンコヴィッチ、14 グアリン、7 パッツィーニ
監督:アンドレア・ストラマッチョーニ

主審:パオロ・ヴァレーリ(ローマ)
警告:前半16分 キヴ、45分 ナスタシッチ、45分 ミリート、後半23分 ジュリオ・セザル、28分 アコスティ、32分 パスクアル、35分 ルシオ、39分 チェルチ
ロスタイム:前半1分、後半3分

広報部

先発メンバー

Boruc 1 Julio Cesar
Camporese 13 Maicon
Natali 6 Lucio
Nastasic 26 Chivu
Cassani 4 Zanetti
Kharja 18 Poli
Behrami 19 Cambiasso
Lazzari 11 Alvarez
Pasqual 9 Forlan
Cerci 28 Zarate
Ljajic 22 Milito

ベンチ

Neto 12 Castellazzi
Gamberini 23 Ranocchia
Olivera 55 Nagatomo
Salifu 5 Stankovic
Montolivo 10 Sneijder
De Silvestri 14 Guarin
Acosty 7 Pazzini