ミラノ発 - インテルアカデミージャパンの指導者と少年たちは、感動的な日々の最終日を過ごした。“ジャチント・ファッケッティ”スポーツセンターで午前中に練習をすると、鳩野大介コーチと山崎正寿コーチ、そして23人の若きサッカー選手が、テクニカルディレクターのマルコ・モンティとアルド・モンティナーロに歓迎された。
日本からきた友人たちは、ステファノ・ベッリンザーギ、ロベルト・ニッコライのクラスに参加。アンドレア・ラッティ、マッテオ・トライーナ、ネッロ・ルッソも一緒だった。指導者たちは技術指導についての最新の情報をやりとりし、ピッチ上だけでなく、生活の全般に役立つアドバイスを受けている。これはインテルアカデミーの教育哲学だ。
インテルアカデミージャパンの責任者で現地コーチのマッシモ・チョッチは、今回東京にとどまった。それでも日々、遠くからこの素晴らしい経験を見守ろうと、電話などを用いて連絡を欠くことはなかった。
そして、“ジュゼッペ・メアッツァ”を訪問。日本の少年カンピオーネたちには、魔法の時間だった。“カルチョのスカラ座”の芝をいつかその足で踏みしめたい。その気持ちに火がついた瞬間である。この夢は一日一日、そして練習ごとに、インテルアカデミーが磨き続けていく。