インテル,ドニプロを2-1で制する

ネラッズーリは勝ち点3でグループF首位通過

ミラノ発-ロベルト・マンチーニ監督は日曜日に行われたミラノダービーから先発出場メンバーを変えることなく、今回のヨーロッパリーググループF組の戦いで本戦出場を確実なものにすべく試合に挑んだ。パラシオの代わりにオスヴァルドを前線に配置し、メデルとエルナネスをオビとコヴァチッチがいたMFに配置し試合に挑んだ。

インテルは試合開始早々、自軍陣地から出ることなく様子見で動いていたが、ロタンとコノプリャンカが前線から三番目くらいのラインに位置していたが、前半4分には、ネッラズーリ守護神の堅い守りを破るべくコノプリャンカの強烈なシュートが襲う。

 

インテルサイドはゆったりとしたペースで相手の様子を探りながら攻撃のチャンスをうかがう展開。ピッチ中央あたりでドニプロはPKを獲得し、ネッラズーリは2得点を失うかの如く予想しながらPKに備える。

ハンダノヴィッチはPKストッパーとしての名声を盾に、ネッラズーリのポストバーの前に立ちはだかり身構えた。彼は今シーズン6度目のPKを見事にセーブする活躍を見せインテルの公式戦100回目の出場記録を祝った。

サッカーには良くあることだが、チャンスを失う瞬間がドニプロを襲い、それがインテルにとって幸運とも呼べるチャンスが巡ってきた。ちょうどクズマノヴィッチがピッチ中央にやってきたボールをクリアし均衡を取り戻した数分後にはペナルティエリアからボールを落ち着いてポストに流した。今回のゴールはクズマノヴィッチにとってネッラズーリの選手として初のゴールを挙げた瞬間となった。

後半はカリニッチに対するファールでラノッキアがこの試合2枚目のイエローカードを受け退場を余儀なくられた。ネッラズーリは10人でのプレーを余儀なくされ、インテルのプレーがここでストップしてしまうかと直感的に理解し始めた。

しかしここでネッラズーリはドドのパスからペースを取り戻し、ボールはエルナネスのもとへ、オスヴァルドはミスをすることなく見事な角度からゴールを決めた。ここで得点が入ったことで初めてインテルはこの試合でリードすることになる。

ハンダノヴィッチがドニプロが同点弾を決めるべく狙いを定めていたところにカンパニャーロが相手をマークしそれを守護神がカバーする。しかしネッラズーリはリードを守りグループステージ突破の権利を手に入れた。

グループF組の最終試合はバクーで2週間後に行われる予定の試合。インテルは見事に本戦出場枠32チームに名を連ねることになる。

 

 

インテル 2-1 ドニプロ
得点:16'ロタン、30'クズマノヴィッチ、50'オズヴァルド

インテル: 1 ハンダノヴィッチ; 55 長友(37' 14 カンパニャーロ), 23 ラノッキア, 5 ファン・ジェズス, 22 ドド; 13 グアリン, 17 クズマノヴィッチ, 18 メデル, 88 エルナネス(61' 20 オビ); 7 オズヴァルド, 9 イカルディ(55' 6 アンドレオッリ).
控え: 30 カリーソ, 6 アンドレオッリ, 8 パラシオ, 14 カンパニャーロ, 20 オビ, 44 クルヒン, 97 ボナッツォーリ.
監督: ロベルト・マンチーニ.

ドニプロ: 71 ボイコ; 44 フェデツキー(70' 99 マテウス), 23 ドグラス, 3 マズフ(82' 11 セレズニオフ), 2 ブラド; 4 クラフチェンコ(73' 20 ブルーノ・ガマ), 14 チェベリアチコ; 24 ルチケビッチ, 29 ロタン, 10 コノプリャンカ; 9 カリニッチ.
控え: 16 ラシュトゥフカ, 11 セレズニオフ, 12 レオ・マトス, 20 ブルーノ・ガマ, 28 シャコフ, 89 ポリティロ, 99 マテウス.
監督: ミロン・マルケヴィッチ.

主審: マッデン.
副審: チャンバース, ロス.
第4審判員: スティーブンソン.
追加副審: ビートン, ダラス.


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