マッツァーリ監督「再び気持ちを切り替えて戦う」

マッツァーリ監督、カリアリ戦後にITVイタリアの”Derby del Lunedai”に出演

マッツァーリ監督水曜日の試合では拍手を浴び、日曜日の試合ではブーイングを浴びたと耳にしています

「ブーイングを浴びることは普通にある。特に試合終了まで我々の側に立って我々にはっぱをかけて応援してくれたファンに感謝を述べたい。本当にファンには感謝している。4-1で負けたとき皆が嬉しくなくなるのは当たり前のことだ。我々は再び気持ちを切り替えて10月2日のカラバフ戦やフィレンツエ戦の試合では力強くプレーしなければならない。我々はポジティブに考え、今まで我々が歩んできた道のりを現す大事な試合であることを心にしっかり留めていこうと思う。我々は再び立ち上がり戦っていかなければいけない。」

カリアリの会長トンマーゾ・ジュリーニが記者会見でインテルは奢り高いチームだと公言していました

「彼の発言は自分自身の中でそのことについてずっと考えてきていることだ。カリアリが日曜の試合で勝利した時、彼の発言はある意味で事実だ。皆が彼と同じようなことを言うと思う。」

現在トップを走るユベントスとローマの間にあるギャップを埋めることは可能でしょうか?

「今シーズンの5節を終えた後、当事者の我々がはっきりとした判断を下すことはない。確かにユベントスやローマは素晴らしく今シーズンをスタートし、輝かしい結果を残してきている。彼らとほかにチームには何かギャップがあるのは当然だ。サッカーで完璧というものがない。特に第5節の試合で起こったことが良く起こる。ここイタリアで我々は一瞬にしてヒーローを奈落に突き落とし番狂わせすることが得意だ。状況によっては逆もありうる。振り返ってみれば水曜日の試合でインテルは上手くプレーしていたかのようにも見えるし、監督としても選手の選択が正しかったようにもみえる。今や状況は変わった。明らかにカリアリ戦の我々の戦いぶりが好ましいものでなくブーイングを浴びて当たり前だ。しかしそこから前に進むために、ハッキリと試合の総括をしていこうと思う。より慎重になり、うまくバランスを取っていく。少なくとも今我々が心の中に秘めていることだ。これからじっくりを腰を据え時間をかけて物事を見極めていく。」

マウロ・イカルディですが彼は選手として成熟していますか?

「テクニカル・スキルや戦術的な面からいってプロの視点から言えることは、彼は成熟した選手だ。彼はしっかりとトレーニングに一生懸命取り組んでいる。昨シーズンでは怪我を避けることに悩みながらも一生懸命に仕事をしてきた。しかし今シーズンで彼は怪我について意識しながら成長を続けている。それは現代サッカーにおいて避けて通れないことだ。コヴァチッチは様々な面で大きく成長を続けている。それに猛烈な勢いがある。」

この状況でも三番手でこのシーズンを終えることには満足しないのですか?

「このチームでは一貫したプレーをやっていこうと努力を続けている。インテルがしかるべきポジションにいるためにもできるだけ早く試合に勝つメンタルを備えるように努力をしている。28日の試合から今まで調子の良いときも悪い時も経験してきた。今言うならば、取り組んでいかなければいけない課題が山ほどある。私の主義として目標は決めない事にしている。というのも私は決して現状に満足しないからだ。なので今の現状に甘えていては、自身にとってより成長するチャンスの芽を摘み取ってしまうことを意味する。監督がやらなければいけない事で次の試合で常に選手に信頼を置くことは一番難しいことだと思う。そしてそこにある危険を見極めるのが仕事だ。それがカリアリ戦で失敗したことだ。(敗因について)まだここにやってきて間もない新しい選手で構成されたチームだからなのかもしれない。これまで色々なチョイスをしてきたし、ミスも犯してきた。これは道半ばでよく起こる一時的な問題だ。」

ミラノでスクデットを獲得すると公言するにはいささか危険なのでしょうか?

「カリアリ戦での試合みたいに負けた後で発言するのは心苦しいといえる。ただ我々にはトレーニングが必要だ。再びできるだけ早く心切り替えていかなければいけない。

我々は偉大なチームが持つスピリットと戦いぶりを示していかないと。」


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