アッピアーノ・ジェンティーレ発-マッツァーリ監督がアタランタ戦に向け記者会見に出席。選手についての質問から、彼が期待していること、ステファーノ・コラントゥーノ監督率いるアタランタのこと、23日に発表があったスポーツディレクター、ピエロ・アウジーリョの契約更新など幅広い質問が投げられた。
監督はここ最近メアッツァでの試合でアタランタの戦いが好成績を残している傾向について。「我々はその傾向を打ち壊すのに十分な素質があることを証明していかなければいけない。チームは常にインテルと対戦する時には何か別の備えをしている。我々は新シーズンに新しい選手を迎え入れスタートした。フィジカルやメンタルのレベルを対戦相手のものと合わせていかなければいけない。もし、我々が対戦相手に合わせることができれば、我々のスキルレベルはより洗練されたものになるであろう。24日の試合では、サッスオーロ戦で見せたような同じ戦いをここサンシーロで試合開始からずっと彼らのペースを許すことなく、インテルペースでの試合展開で挑んでいきたいと思う。すべての試合では安定したプレーで結果を出さなければならない。」
特定の選手について質問。まずはグアリンから。「どのポジションにも真っ先に選ぶ選手がいる。モダンサッカーでは自身がベストチームの中で、本当にベストでなければならない。3試合連続して試合に出場したとき、試合をこなしていくスタミナは十分ではないのかもしれない。その中でもグアリンはずっと良くプレーしている。彼がトップスピードの状態でいるかどうか見極めなければいけない。彼の能力がベストなコンディションでプレーするに値するかどうかを見極める必要がある。どこのポジションであれそこからスタートする。」
続けてパラシオがフィジカルコンディションが完璧な状態にあり試合出場する用意があることを認めた。「そろそろパラシオは出場するにふさわしい時期にあると思う。彼がどこまで回復したかを見極めていこうと思う。彼がポジションに復帰したとき、ほとんど何でもこなせる選手の類いだとわかる。彼はモダンサッカーにおいてゴールを作り出すストライカーであり、敵陣深く入り込み、相手を打ち負かすことのできる選手だ。」
コヴァチッチについて「コヴァチッチは今や勢いに乗った選手だ。それも控え組みとのトレーニングにずっと参加し続けたおかげだ。彼は今やピッチで易々と状況をうまくコントロールしている。パスにおいてもほとんどミスをすることなく、ボールを保持していない時の動きも良くなってきた。自身も前線へと積極的に繰り出すようになってきた。シュートも出すようになってきた。彼の持つ才能には驚くほど改善する余地が十分にある。」
前線を3トップ体制で行くかどうかの質問について。「状況を考えながら持ちうる選択肢をもとに考えていかなければいけない。クラブが新シーズンをスタートしたからには監督には責任が伴う。インテルを勝ちに行くチームに戻さなくてはいけない。私は強く、我々が今取り組んでいることを十分に理解しているバランスのあるチームでありたい。常に対戦相手よりも1得点多いゴールを決められるチームでありたい。」
23日の朝ピエロ・アウジーリョが契約更新したことについての質問「喜ばしいことだ。新しい体制で挑むクラブが好きだ。クラブが決断を下し、未来に自信を持って、しかるべき人物をクラブに迎え入れた。クラブはファンや皆とできるだけ明確な未来を描くいていこうと考えているし、最初の段階でやって来る困難を乗り越える方法を十分分かっている。だから長い時間をかけて結果をだせると思う。」
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