マッツァーリ監督:”インテルは試合でトップを進んでいくべき”

31日の2014/15セリエA初戦の対戦相手トリノ戦が行われる。マッツァーリ監督が前日記者会見で応えた。

アッピアーノ・ジェンティーレ発-マッツァーリ監督は2014/15シーズンセリエAでの試合で31日トリノへ出発する前に与えられた重要なタスクについて強調した。31日午後の記者会見内容ではジャンピアーノ・ヴェントゥーラ監督率いるトリノの脅威と昨シーズンに比べ試合スケジュールがタイトになる予想について語った。

欧州リーグ戦での勝利の後、すでに今インテルよりも先にシーズンを迎えたトリノ戦に向け切り替えて集中しています。そし今回開幕緒戦はアウェー戦の中試合に臨んでいきます。その試合で結果を出すために何をする必要があるのでしょうか?

”トリノには本当にすばらしいプレーヤーと素晴らしい監督がいる。その試合は我々にとって本当に試練となるし、我々の選手達がはじめて行う3バック・ラインのポジションでどのような動きを見せるかに興味がある。その体制はプレシーズンのアメリカ遠征、プレーオフのストヤルナン戦でも今のところうまく機能している。31日の明日選手達がどう活躍するのか見てみたい。”

移籍市場が閉じるまでもう時間はありません。これが自分のチームだという感じはありますか?

”もちろんチームには満足している。私の提案を元にクラブが良い仕事をしてくれた。クラブは力の及ぶ限りチームのお膳立てをしてくれた。我々が共に取り組んできたことに満足している。けれどもそれに従って、移籍枠でベストな状態で上手くパフォーマンスが出せるように選手達をしかるべきポジションに配置しなければいけない。”

この夏セリエAで何が起こっているのかに注目してみると、監督は力関係が変化していると思いますか?

”私はただチームと、チームの体制を整えることにだけ考えをめぐらせている。昨シーズンリーグトップ3のチームに加え、脅威となるほかのチームがいる。”。昨シーズンに比べ、(リーグの力関係)よりバランスを取れるだろう。”

グアリンは明日の試合には招集予定でしょうか?

”30日のトレーニング後に招集メンバーについて発表する予定だ。ここまでの時点で私はずっと欧州リーグに集中して取り組んできた。これからはリーグ戦で誰を選ぶのかを決めていくつもり。まだこれから誰が最高の状態にあるのかを見極め、選手たちと色々話し合っていかなければいけない。”

昨シーズンと比べ今期のチームについてどのように見ていますか?

”昨シーズンからずっと監督もチームも同じなので、選手らは私が言うことを理解してくれた。特に戦術面でのことだが。そのような状況なので仕事がしやすかった。一年前は取り組むべきことがたくさんあった。今回は以前より明確な目標をイメージしてスタートする。”

メデルは上手く改善していますか?

”もちろん。昨日木曜日の試合でプレーしなかった選手たちと一緒にトレーニングセッションに参加してトレーニングをしていた。彼は私に素晴らしい印象を与えている。スタミナテストでは最高の結果を残している。明日31日招集するかを決める。”

再び明日の試合でストヤルナン戦のコヴァチッチの活躍を見れるのでしょうか?

”コヴァチッチは非常に印象深かった対ラツィオ戦でセンターミッドフィールドへのスローインをカットした。正しい位置のスペースに来たボールをちゃんと受けたということ。それが彼のスタートポジションだけではない。彼は私の望む事をわかっている。彼は試合でのシュート能力や体力面などで改善しつつある。彼は上手く軌道に乗っている。”

得点力が少し不足しているように思えます。プスカスやボナッツォーリらは最近良く活躍しています。もしかしたら今よりも頻繁に1部チームに招集されることがあるのでしょうか?

”ボナッツォーリは31日の試合でチーム招集されるかもしれない。”

ドドはとりわけあなたが欲しかった選手です。あなたが彼に一番驚いたことは何ですか?

”あるポジションの選手を探すときは、特定の能力を見たい。彼はブラジルから来た若い選手。ドドは戦術的なことを知る必要がある。彼がこれから取り組んでいかなければいけない分野の一つ。彼は能力のある選手であることはわかっていた。その課題について非常に多く彼を手助けしてきた。彼の強さも同様にしっかりと高めてきた。”

監督はリーグは均衡を保っていくということを言いました。インテルの選手達が学ぶべきこととは何でしょうか?

”我々の様なクラブには一貫性が重要だと思う。試合ごとに戦い方を変えていかなければ勝つことはできない。それがバランスの取れたリーグだが、それぞれの試合に挑んでいくには同じメンタリティを持つことをしっかりと意識していかなければいけない。”

モラッティを除いては、あなたはクラブで最も経験のある人物です。それはどうクラブを変えていきますか?

”マネージメントには自分のやり方がある。監督では私がやりたいことことが頭の中にはっきりとある。これまですべてを本当に上手くやってきた。私の頭の中では選手を上手く使っていくすべはわかっているが、全員一緒に出場させるようにしないといけない。今年は共に緊密にプレーしている。そして最後まで私はチームが上手く機能する責任を担っている。”

どれくらいエムヴィラはルイス・グスタボに似ていますか?彼はメデルとともにプレーできますか?

”テクニックでいえば、メデルが一番ルイスグスタボに近いと思う。エムヴィラはどちらかといえばプレーメーカーだ。彼はボール回しはいいが、ディフェンスにはあまり参加しない。彼らは一緒にできると思う。今のところ我々は3-5-2体制でプレーをしているが少し調整をすれば3-4-3、3-4-2-1、または4-3-2-1で対応できる。この場合であればある程度一緒にプレーできる。”

欧州リーググループの対戦相手のことをどう見ていますか?

”サンテティエンヌは今のところフランスリーグで2位の地位にある。危険な状況の中、選手らは厳しい地へと攻め込んでいく。ドニプロはナポリを下した。我々には彼らと過去3回戦った経験がある。彼らは監督をトップにずっと厳しい環境の中を過ごしてきたタフなチームだ。勝利をつかんでいくことは簡単なことではない。カラバフについては、これから我々は探りを入れていく。けれども、いずれにせよ我々はインテルだ。そしてこの3試合すべてを勝ち抜き、次のステージに出場し前に進んでいかなければいけないことをしっかりと肝に銘じておかなければいけない。。”

誰が今回出場メンバーになるのですか?

”もしチームを組織すれば、選手は皆全員が重要な役割を果たしてくれる。今はストヤルナン戦ファーストレグでのフォーメーションが基本となる。今年はそれぞれのポジションにある交代選手達もどんどん改善してきている。なので週半ばの対戦では強いチームを送り出すことができる。コヴァチッチは重要な鍵を握るほかの選手同様の役割でプレーしていく。パラシオはしばらくの間出場することはない。ハンダノヴィッチは昨シーズン守りで素晴らしい活躍をしてくれた。ヴィディッチとフアン・ジェズスはほかの選手よりも先発出場する機会が多い。しかしトレーニングセッションごとに状況が良く変わる。私はいつもトレーニングの状況を見て出場選手を決めている。”

将来ラベッシと共に戦っていきたいと思いますか?

”ラベッシはすごくいい男で素晴らしい選手でもある。彼との思い出はいいものがある。彼は今やまったく異なったレベルにいる選手だ。そのことについてはアウジーリョと会長に聞いて欲しい。”


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