マッチレポート:フランクフルト・マイン・ファイナンス・カップ / アイントラハト 3-1 インテル

50000人の観客を前にホーム戦でアイントラハトがトロフィーを掲げる。ネッラズーリは、ピアソンの1点とセフェロヴィッチの2得点を入れられる前にボッタが先制点を挙げる。

フランクフルト発-アイントラハトが今回のフランクフルト・マイン・ファイナンス・カップで勝利を手に入れた。50000人の観客を前にシャーフ監督率いるアイントラハトは、プレーシーズンマッチ3回目のイタリア戦(サンプドリア、アレッサンドリア)でインテルを3-1で下した。

マッツァーリ監督がアメリカ遠征時にジョナタンを試験的に中央の位置に配置して以降、ジョナタンのサイドポジションにコヴァチッチを置き、試合がスタート。インテルは開始10分からボールを支配し、アイントラハトの動きを封じこめた。チームはそれから徐々にラインを前に押し上げていく。

イカルディがラノッキアからのロングパスを受け、強烈なシュートを放つも、イカルディのシュートはカットされる。それから10分後、相手側が動いた。ハンダノヴィッチは素早いレスポンスで2度もシュートをブロック。まずはセフェロヴィッチのきつい角度からの1発目のシュートをブロックし、コーナーからのボールにヘッドで合わせたラーニッヒのシュートをブロックすることに成功。

インテルは前半25分に相手からリードを奪い、カウンターアタックを起点に攻撃を仕掛ける。アイントラハトが前線にパスを回すところにコヴァチッチが上手く反応し、ボールを奪うことに成功。コヴァチッチからオビとパスを回しながら前線へと繰り出す。それからボールは大きく左サイドにいた長友へとパスが流れ、長友のクロスにボッタが反応。ボッタは上手くクロスに反応し、左足でシュート。枠の内側ギリギリにボールが吸い込まれ、インテル先制に成功。

コメルツ・バンク・アレーナのアイントラハトのファン達はチームに熱烈な声援をチームに送り続け、結果1分も経たないうちにアイントラハトは同点弾を打ち込んだ。ピアソンは強烈なシュートを打つが、努力もむなしくシュートはポストに跳ね返される、しかしながらリバウンドに反応し、ボールを押し込み同点。アイントラハトは追加点を狙い、前半を終えるまでにセフェロヴィッチが2得点を追加。結果前半は3-1で終了。

インテルは後半に5人を交代。ラノッキア、オビ、ジョナタン、長友のバックス4人、エムヴィラらをそれぞれドド、ダンブローシオ、グアリン、ラクサール、クルヒンに交代。後半の中盤あたりまで前半の流れのままの試合展開。ネッラズーリはアイントラハト側がのんびり構えてる間、積極的に攻め続ける。試合は断続的に双方の攻撃が続き、乾のクロス気味のシュートはゴールの枠を大きく外し、64分にはエルナエス(コヴァチッチからの交代)がフリーキックを獲得するも、相手のゴールを脅かすには至らなかった。

ネッラズーリはさらに選手交代を行い、ヴィディッチ、フアン・ジェズスらがそれぞれアンドレオッリ、シルベストレに変わる。相手をうまくかわしたボッタのファイン・クロスにドドが合わせるなど素晴らしい場面もあった。ハンダノヴィッチもまた、ヨハネス・フルムの放ったシュートを上手くカットした。

試合終了間際には二人の侵入者が現れる自体が起こった。結果試合はアイントラハト・フランクフルトが勝利を収め、一方インテルは、ヨーロッパ・リーグ・プレーオフ戦を前に、来週行なわれるプレーシーズン最後の遠征対PAOKテッサロニキ戦に向けギリシャのテッサロニキに向かう予定。


試合結果

アイントラハト・フランクフルト VS インテル 3-1

得点:ボッタ24分、ピアソン26分、セフェロヴィッチ32分、38分

インテル出場選手;ハンダノヴィッチ、ラノッキア(dal 1' stグアリン)、ヴィディッチ(アンドレオッリ72分)、フアン・ジェズス(シルベストレ80分)、ジョナタン(ダンブローシオ46分)、コヴァチッチ(エルナエス61分)、エムヴィラ(クルヒン46分)、オビ(ラクサール46分)、長友(ドド46分)、ボッタ、イカルディ

控え交代なし:カリーソ、ベルニ
監督:ワルテル・マッツァーリ


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