サネッティ:「最後まで出せるものをすべて出した」

国営放送“Rai Tre”の番組に出演したハビエルは「僕とインテリスタの間にある愛情関係は永遠に続く」と語った

[ミラノ] 「引退する事を決心するまで、かなり考えたよ。あの大ケガを負ってから、立ち直ってまだプレーできるということを立証したかったんだ。リヴォルノ戦で復帰を果たしてファンの愛情を感じて、もしかしたらピッチを後にする時が来たのかもと考えだしたのさ。すべてを出し切った感じがしたんだ。最後まで、持っているものを全部出したよ」。国営放送“Rai Tre”の番組“Che tempo che fa”のゲストになったハビエル・サネッティはこう語った。

「たくさんの愛情のこもったメッセージをもらったよ。インテリスタ以外からもね。今の心境は落ち着いているさ。クラブとの絆を保つことができるわけだし、これは本当に嬉しいことだよ」

「最終戦の時、何もかもこれで最後なんだ、と思うことがいっぱいあったね。スタジアムに入ることやウォームアップをやるのも、ピッチに上がるのも… 今後もうやらないことについて考えるのは不思議だったけど、なんか良い部分もあったね」

「9月1日に、フランチェスコ法王の希望によるサッカー試合が行われるんだ。多宗教をテーマとしたものでね。非常に重要なイベントになると思うよ。すべての宗教をピッチで結ぶという力強いメッセージ性を持つゲームなのさ」

選手にとって何が最も重要かと聞かれ、「頭が基本的に重要だね。その次は心で、その次が足先の技術だよ」と優先順位を述べたサネッティは引き続き、献身の大切さについて語った。「子供の頃、両親が自分を犠牲にして僕や兄のために尽くす姿を見て、献身とは何かというのを実感したんだ。この言葉の意味深さは忘れられないね」

番組中、数々の元チームメートの映像を見せられたサネッティは、こうコメントした。「(ロベルト・)バッジョからはたくさんのことを学んだね。パオロ・マルディーニは深くリスペクトしている人だよ。イバン・サモラーノやイバン・コルドバを筆頭に、すべての元チームメートを尊敬しているさ」

最後に、キャプテンはインテルファンに感謝のメッセージを向けた。「これだけたくさんの愛情を本当にありがとう。僕と君たちの間にある愛情関係は永遠に続くものだよ」



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