[ミラノ] 13日午後、日本映画祭“Wa! Japan Film Festival”の一環としてミラノ市内の“Auditorium San Fedele”会場で長友佑都をキャクターとしたアニメ『ゆうとくんがいく』劇場版の試写会が行われた。出席した長友は集まった報道関係者の取材に応じ、次のように述べた。「このアニメの話を持ちかけられた時、すぐにポジティブなことだと感じました。ちょうど僕がやってきたように、諦めないで自分の夢を実現させるためにがんばることの大事さを子供たちに伝えたかったのです。僕が若い子に伝えたいのはまさにこれですね。絶対にめげないで、ポジティブ志向で進むことです。僕の夢は選手になることでしたし、今はとても重要なクラブであるインテルでプレーしています。僕は人にいろいろと与えられてきたわけですが、僕も人に与えなければ、といつも思っているのです」
ワールドカップメンバー入りを果たしたことについて聞かれた長友は、こう話した。「招集してくれたザッケローニ監督に感謝しています。2010年のワールドカップに参加して以来、やる気は一層増していますし、僕の中ではワールドカップを手にしたいという気持ちが大きくなる一方です。 今、ワールドカップに対して感じている勝利の意欲ほど強いものを、これまで感じたことはないですね」
「インテルの今シーズン? 僕はまだ伸びしろがありますが、今シーズンは良いパフォーマンスを見せられたと思っています。マッザーリ監督に感謝しないといけないですね。監督の教えのおかげで僕は攻撃面でずいぶんと向上しましたし、メンタル面でも成長しました。攻撃での動きが良くなって何回もゴールできたのは、監督のおかげですよ」
引き続き、インテルチャンネルのインタビューに応じたユウトはこう語った。「アニメのキャラ? 確かに僕みたいによく走ります。嬉しいですよ。制作者の皆さんに感謝しています。これが今シーズン最後の1週間? 土曜日の僕たちは良いプレーを見せられましたし、キャプテンにとっても素晴らしい夜になったと思います。最終節に向けてトレーニングをしっかりやって、勝利でシーズンを終えたいですね。ワールドカップについて? ワールドカップに出場するのは夢ですし、嬉しいですよ。僕は成長して、良いプレーをやることを心がけています」