サネッティ:「この夜は一生忘れられない」

「これからの若手には、インテルのユニフォームを尊重して必死に守ることの大切さを伝えていきたい」

[ミラノ] 「涙をこらえるのが大変だったよ。自分の中では泣いてたけどね。この素晴らしい夜は一生忘れられないものさ」。サン・シーロでのキャリア最後の試合となったインテル対ラツィオ戦終了後、スタンドのインテリスタに挨拶したハビエル・サネッティは報道陣の取材に応じてこう心境を語った。

「今夜はいろいろな思い出が頭をよぎったよ。人々に感謝しているし、こんなキャリアを送らせてくれたモラッティ・ファミリーに感謝している。 これだけの愛情をもらったことはいつまでも忘れないよ。今日は試合が始まる前から、すごい雰囲気だったさ。僕はいつだって、このユニフォームのために戦うことを誇りに感じ続けてきたんだ」

「(引退の)決断を下すのは簡単ではなかったよ。僕は常に持っているものをすべて出してきたんだ。フィジカル的にも、メンタル的にも好調の時に引退するのは嬉しいことなのさ」

「これ以上最高の夜は想像できなかったね。素晴らしかったよ。チームメートたちは清々しい勝利をプレゼントしてくれたんだ。このおかげで、僕らの目標であるヨーロッパリーグ出場権獲得に向かえるわけだからね」

「これからの若手選手には、インテルのこのユニフォームをリスペクトして僕がやったみたいに必死に守ることの大切さを伝えていきたいね。チームアイデンティティというものは非常に重要なんだ。インテルの一員であって、世界中のどこでもこのユニフォームのために戦うという意識を持つことは金では買えない貴重なものなんだ。これからのインテル選手たちはこれを理解しないといけないのさ」

「いろいろなことが恋しくなるだろうね。ロッカールームの雰囲気とか、合宿の際にサムエルとミリートと飲むマテ茶とかね。こういった思い出は一生、僕の中に残るものだよ」


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