ファッソーネGM:「適切な安定を取り戻すには2〜3年が必要」

「すでに1月のメルカートでもやったように、補強候補がクラブの経営状況に見合う場合は獲得に動く」

[ミラノ] “Mediaset”のインタビューに応じたマルコ・ファッソーネGMは、今後のインテルやメルカートの件、および日曜日のダービーについて話した。

エリック・トヒル会長の下でのインテルは大きなステップで進んでいますが。

「非常に良い株主総会になりました。我々が現在進めているクラブ再建計画を会長が詳しく説明して、株主はとてもポジティブに受けとめました。これによって、今後の安定と安全が増すものなので」

サネッティはどのような役割を務めることになるのでしょうか?

「会長はまず、この残り3試合に集中することが最優先であることをキャプテンに伝えてあります。同時に、今後は彼に相応しいポジションが与えられることも約束しました。シーズンが終了した時点で改めて面談して、今後の役割に関する詳細について話し合うことになります」

経営面で最大の注意を払うことが重要ですが、ファンは夢を見ることも可能なのでしょうか?

「会長は『夢』という言葉を使うことに関して非常に慎重であるように思えます。彼はクラブの伝統と大望に沿って物事を進めることの重要性をしっかりと理解しています。会長は今が過渡期であることをはっきりと明言していますし、適切な安定性を取り戻すまで2〜3年はかかることも説明しています。と同時に、アウシリオSDが提出する補強候補がクラブの経営状況に見合う場合は、すでに1月でやって見せたように獲得に踏み切るつもりでいます」

ミリート、カンビアッソ、サムエルとはシーズン終了後に話し合う予定だそうですが、残留する可能性はあるのでしょうか?

「会長も明言した通り、全員で検討して決断を取るつもりです。シーズンが終わってから、落ち着いて検討しましょう。監督とスポーツディレクターの意見を聞いて、みんなにとってベストの決断を取ることになります」

今週はダービーですね。

「ダービーは非常に重要な試合になります。我々にとって、この町にとっていつだって大事な試合ですが、それ以外に今回はヨーロッパリーグ出場の目標がかかっているからなおさらそうです。目標はまだ達成できていませんし、この最後の3試合で獲得するようにしないといけないのです」



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