[ミラノ] 「恥骨炎が治ってからのプレーに関しては満足してますよ。でも、それ以前に長い間プレーできなかったことには不満がありますね。今のフィジカルコンディションは良いです。まだ少し違和感はありますけど、炎症止めで対応してるので」。マウロ・イカルディは“Sky Sport 24”の独占インタビューに応じてこう語った。
これまで最も嬉しかったゴールについて「ユヴェントス戦での得点ですね。インテルでの初ゴールでもあったんで」と述べたイカルディは、来季ヨーロッパリーグ出場の重要さについて聞かれ、こう答えた。「何と言っても、みんなが望んでる目標ですよ。会長から始まって、スタッフの誰もが願ってることです。ミランの勢いに不安を感じる? そんなことはないですね。他のチームをリスペクトするのと同じようにミランをリスペクトしてます。セリエAは対戦相手が首位チームだろうが最下位チームだろうが、みんな手強いですからね。ナポリ? ミランと同じことが言えますよ。土曜日の試合は、時速200キロで走って素晴らしい試合にしたいですね」
「マッザーリ監督とはうまく行ってますよ。ここにきて試合に出してくれて、僕に信頼を抱いていることを見せてくれました。 僕はとにかく、フォワードがやるべき仕事をやればいいのです。つまり、ゴール決めることですね。これまでも常に言ってきた通り、マッザーリ監督の下で僕はいろいろと学びました。シーズンが終わろうとしている今でも、彼のおかげで学び続けてますからね。分かっていても、まだ実行できてないこととかもあります。彼の下でのフォワードは大ブレイクするというのは有名な話ですけど、僕もそうなることを願ってます」
「サンプドリア戦の際、地元ファンにブーイングされることは正直言って予想してましたよ。サンプドリアは僕がキャリアをスタートしたチームです。ファンがブーイングしたのは、ファンなりの理由があったんでしょう。僕的には、やるべきことをやってゴールを決めました。僕の今のチームのファンを喜ばせることができてよかったですよ。ゴール後のパフォーマンス? あれはちょくちょくやってることです。いや、決める度にやってますね。初めてやったのはサンプ時代のジェノヴァダービーの時でした。試合終盤に僕が3−1となるダメ押しゴールを決めて、ファンが狂ったように騒いでたんで。『試合に勝ったんだから、お前らもっと騒がないとダメだぞ!』という意味で耳に手を当てたのが事の始まりです」
私生活に関しては「最高の時期を過ごしてます」と短くコメントしたマウロは、最後にワールドカップに向けての心境を語った。「インテルでのパフォーマンスのおかげでワールドカップに招集されることになれば、それはそれで嬉しいですよ。そうでなかったら、次回に期待するだけですね」
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