マルコ・ファッソーネ、人気ラジオ局のサッカー番組に出演

“Deejay Football Club”のゲストになったGMは「マッザーリは来シーズンに向けても最高の仕事を進めている」と語った

[ミラノ] 「トーレスを獲得するのかって? 最初の質問にしては悪くないですね(笑)。いくつかの名前が出回っていて、トヒル会長も我々が感心を示している選手がいることを隠していませんが、最終的に誰がインテルに適しているのかを定めるためにはまだ時間がかかることでしょう」。大手ラジオ局“Radio Deejay”のサッカー番組“Deejay Football Club”に出演したマルコ・ファッソーネGMは、まずこう語った。

人気実況キャスターのファビオ・カレッサ と名物ジャーナリストのイヴァン・ザッザローニの質問に応じたファッソーネは、インテルの現状についてこう話した。「スポーツ面では、インテルが世界の頂点に立つことがピークとなった素晴らしいサイクルが終了を迎えたというところです。経営面では、現在クラブの経済体制を立て直しているところで、数ヶ月のうちにこれまでのデリケートな状況から出て、安定した状態に達することができる見込みです。現在は過渡期と、次の新しいサイクルが始まる時点の中間といった感じでしょうか」

自身に向けられたファンからの抗議の横断幕について「没収することができなくてね(笑)。まだ、どこかに出回っていると思いますよ」とジョークを飛ばしたファッソーネは、こう付け加えた。「ファンとは話し合いの場も設けました。フロントが過去にライバルクラブに所属していた場合、それが問題に感じられることがあるというのは把握しています。いずれにせよ、インテリスタは非常にレベルの高いファンだと感じていますね。私は普通のフロントに比べて150パーセント努力して見せなくてはいけないことは分かっています」

「マッザーリ監督ですか? 彼の仕事ぶりは(ナポリ時代から)よく知っていますよ。監督は最高の仕事をやってくれていると思っています。今のチームの管理だけではなくて、来シーズンに向けてのプラニングと準備を進めているわけですからね。これまでのキャリアと結果を見れば、彼の手腕に関する疑問は一切ないはずです。オーナーが入れ替わったことの影響? クラブのオーナーが代わるというのは監督だけではなくて、クラブ全体を動揺させるものですよ。いずれにせよ、我々はシーズンが始まる前に目標は決めませんでした。監督にリクエストしたのは、手元にある選手陣を活かしながら、前シーズンで不発だった何人かの選手を再生させて、できる限り高い位置にインテルを導くことだったのです。ここ1ヶ月、1ヶ月半でトヒル会長が目標をヨーロッパリーグ復帰に設定したわけですが、それは経済面も含めて我々が進めていることからして、2年連続でインテルが欧州の舞台に上がらないのは問題になるからです」


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