［ミラノ］ FCインテルナツィオナーレのテクニカルスポンサーであるナイキの新開発シューズ“Magista”の発表イベントがミラノ市内のクレーリチ宮殿で行われ、フレディ・グアリンがイメージキャラクターとして参加した。
“Mediaset”の取材に応じて「このイベントに出席するのは光栄」と述べたグアリンは、インテルの現状については次のように話した。「僕らは最後まで適切なメンタリティを持ち続けてベストを尽くすようにしないといけない。予想していなかったこととかが起きてチームは苦難の時期を過ごしたけど、絶対にギブアップしてはいけないんだ。ギブアップする者は死ぬのさ。過去はもう過ぎたことなんだから、前を向かないといけない時なんだ。チームは監督に従っていないという噂が出回っている？ こういう時期になると様々な話が飛び交うけど、僕らはシーズンが始まった時とメンタリティは変わっていないし、目標も同じでみんな同じ方向に進んでいるよ」
引き続き“Sky Sport 24”のインタビューを受けたグアリンは、こう語った。「ナイキのこの新しいシューズで優れたプレーをやるのが楽しみだよ。このシューズを履けば、ポストを叩く数が減るのかって（笑）？ これはワールドカップ前に履くことはないと思うけど、今のシューズでしっかりと結果を出すことを目指したいさ。僕は良い形でトレーニングしているし、いつだって平常心を持って堂々とやっているよ。僕がチームに与えられるもの？ ピッチ内外での自分のポジティブなものをすべてチームに捧げられるように努力しているんだ」。なお、グアリンはリヴォルノ戦での痛恨のミスに関する質問にも答えた。「あれは本当に悔しかったね。僕らが勝つべきだったのに、引き分けてしまったのはマジに痛かったよ。でも、チームのみんなが慰めてくれたんだ。チームメート全員が支えてくれたよ。マッザーリ監督も僕をかばってくれたのは嬉しかったかって？ それはもちろんさ。ピッチに上がったら必ず良いパフォーマンスを見せるようにして監督の信頼に応えたいと思っているよ」
「マッザーリは来シーズンに向けて適切な監督なのかって？ 契約があるんだし、みんなで始めた大事なプロジェクトをこのまま続けていくのが願いだよ。来シーズンは再生のシーズンになるかって？ そうなることを期待しているさ。とにかく、欧州カップに返り咲きたいというのが大きな目標なんだ。インテルはトップレベルのクラブなんだし、ヨーロッパの舞台で戦わないわけにはいかないからね。自分自身に期待していること？ コンスタントなパフォーマンスを見せられるようになることだね。そうなるために努力しているところだよ。決して簡単なシーズンではなかったけど、僕はギブアップしないし、チームだってギブアップしないさ。契約更新した今、ユヴェントスやミランには絶対移籍しないと公言できるかって？ 僕はインテルに残るために契約更新したんだよ。それ以前に起きたことは、もう過去のことさ」
