[ミラノ] カリアリ戦終了後、ヴァルテル・マッザーリ監督は報道関係者の取材に応じて次のように述べた。
「インテルはパフォーマンスに波があった? 90分間を通して同じようにやるのは簡単なことではないですからね。カリアリはポジショニングも良かったし。相手を称賛すべきですよ。カリアリは良いサッカーをやり、それなりに勇気が必要な選択を恐れないチームです」
「カリアリには危険な選手がいますが、我々は向こうにカウンターを仕掛けさせないようにしました。残念ながら今日も運悪いことに、偶発的な出来事に苦しまされたのです」
「トヒル会長? 試合後の我々は誰もが怒っていましたね。今日は勝ち点3を手にするためにあらゆる努力をしたのです。特殊なシーズンですよ。インテルが2試合に勝っていたということで誰もが『今日で3連勝になる』と言っていましたが、なんかバチが当たりそうな雰囲気がありましたよね。何はともあれ、チームに対する不満は何もないです。風向きが変わることを願うだけですよ」
「フィオレンティーナ戦は我々が先制したのが大きかったのです。今日だって先制していたら、試合の流れがまったく違ったでしょう。繰り返しますが、カリアリは堂々とプレーするつもりでサン・シーロに乗り込んで、優れたサッカーを見せたのです。我々は同点に持ち込んだまでは良かったですが、その後は複数のゴールチャンスを作っても2点目を決めることができなかったのが残念です」
「エルナネスは今成熟のピークを迎えている選手ですし、他の選手に安心感を与えて、ここぞという時に必ず存在感を発揮するのです。FKやCKも蹴るし、今日は彼がいないのが残念だったです。とは言え、彼がいなくても今日のチームは多くのプレーを作り上げました。エルナネスはたったひとつのプレーで流れを変えることができる選手だというのも事実ですけどね」
「カリアリにPKが与えられたことについて? 私はレフェリーに関して言うことは以前に散々言ったので、後は皆さんで議論してください。先週の日曜日もレフェリングについて話さなかったし、今日も話すつもりはないです」
「イカルディ? 出場可能の時間が増えてきています。次は先発させるかどうか、来週検討するつもりでいます」
長友とジョナタンのイエローカードの状況を考慮して、ダンブロージオの起用を検討しているかと聞かれたマッザーリは、「ジョナタンと長友がこれだけ絶好調なので、そんな計算はしません。ふたりのうちの誰かがイエロー累積で出場停止になったらなったで考えるつもりです」と答えた。
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