[ミラノ] “Inter Forever”プロジェクトの社会活動第1弾として、月曜日にインテル公式ショップ“SOLO INTER” を訪れた元ネラッズーリ6名の直筆サイン入りユニフォームがチャリティーオークションに出された。
ユニフォームはフランチェスコ・トルド、ベッペ・ベルゴミ、リッカルド・フェーリ、エヴァリスト・ベッカロッシ、ゼ・マリア、フェリーチェ・チェントファンティのもので、売上げはインテルOBアストゥティッロ・マルジョーリオの慈善組織“Era77”に寄付される。
1958年生まれ元GKのマルジョーリオは1986年から1991年にかけてインテルでプレーし、1988-89シーズンの“記録のスクデット”獲得とその次のシーズンでのイタリアスーパーカップ優勝を体験している、ジョヴァンニ・トラパットーニ監督の強い要望で獲得され、当時ヴァルテル・ゼンガのサブとしてインテルに尽くしたマルジョーリオは引退後、全力で他人を助けることに献身してきた。「私は昔から信仰深くて、困った人を助けたいという気持ちが本能的に沸くのです。これこそ、私が心から望んでいることです。セリエAでプレーして勝利を味わうというのは、すでに当時からプラスアルファ的なことで、私の宿命は慈善活動に尽くすことだったのです」と語るマルジョーリオの慈善組織“Era77”は、ピアチェンツァ市で筋ジストロフィーに苦しみ子供たちのリハビリに携わっている。