［ミラノ］ ヴァルテル・マッザーリ監督は “Radio Monte Carlo” のラジオ番組に電話出演した際、伝記本 “Il meglio deve ancora venire” について話すほか、インテルの最近の勝利についてもコメントした。「チームが勝つ時は気分が良いですね。勝ち点を獲得できたのはともかくとして、ここ2試合では以前のインテルのサッカーが再び見られるようになったことが大事だと思います。これが何よりも重要なのです」
自伝のタイトルが『最善の時期はこれから』ということをきっかけに、今後はどんな展開を期待しているかと聞かれたマッザーリは、こう答えた。「私は12年以上この仕事をやっていますが、本のタイトルはまだ自分に満足していない、もっとやりたい、ということを意味しているのです。前より一層モチベーションが上がって、できる限り高いところまで行きたいという私のやる気を世間に伝えたかったのです」
有力一般紙 “La Repubblica” の記事で、自分に対して極めて厳しい監督とされたことについて感想を聞かれたマッザーリは、「あれを書いた記者は私の性格をうまくとらえたのだと思います」と述べた。「私の原動力になっていることですが、外部からの刺激を必要としないタイプなのです。成長するためのモチベーションはすべて、自分の中に見出せるのです。昔から、自分自身と戦うことに慣れていますよ」
オーナーが入れ替わったことによって監督の責任がより大きくなったと感じるか？ という質問を向けられたマッザーリは、次のようの話した。「私はナポリ時代も、数少ないスタッフだけでチームを管理していましたからね。選手たちに信頼されているからできることです。トヒル会長が離れていることは大きな問題ではないと感じています。会長の存在が重要な際は、常にこっちに来ましたしね。もちろん、会長と直に毎日話せるとしたら良いでしょうけど、基本的なガイドラインがしっかりとしていれば、しょっちゅう会えないことは問題ではありません。もっと重要なことがありますよ」
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