マッシモ・モラッティ:「落ち着いて話をする良い機会だった」

トヒル会長と夕食を取った名誉会長は“Sky Sport 24”の取材で「インテルのために何がベストなのかについて話し合った」と述べた

[ミラノ] エリック・トヒル会長と夕食を取ったマッシモ・モラッティ名誉会長は、“Sky Sport 24”の取材に応じて次のように語った。「落ち着いてゆっくりと話す良い機会でした。試合のプレッシャーがない状況でね。エリックの考えを聞いたし、インテルのために何がベストかを把握していくにあたってとても有効な話し合いでした。この難局を乗り越えるためのアドバイス? 彼は物事を素速く理解する人なので、そんなにアドバイスを必要としていませんよ。私が思うには、彼は離れていても組織を通じてなるべく存在感を示すことが大切ですね。オーナーの存在感を常に見せることが重要だと思います」

インテリスタを安心させるためにトヒル会長は何をやるべきかと聞かれたモラッティは、こう答えた。「信じ続けることです。いつだってね。真面目に仕事に取り組む姿勢は、必ず成果をもたらすのです。簡単ではないと言え、苦況から抜け出すための道はいつだってあるのです。メルカート? 正しくない報道もたくさんありますね。私のアドバイス次第なんかではなくて、彼次第なのです」

ファンの抗議について感想を求められたモラッティは、次のようにコメントした。「選手に対しては特に妨害行為があったわけではないですが、先日の試合でのファンは違う方面に神経を向けていたというのはあります。抗議を受けた人たちが、ファンが思っている以上の価値があることを立証できるのが願いです」。グアリンとヴチニッチのトレード騒動に関して聞かれた名誉会長は「インテリスタは対象がユヴェントスだから非常に敏感になっているわけですが、経済面からして正解な取り引きになっていたと言え、ファンの姿勢を非難するべきではないと思います」と語り、交渉の今後に関しては「再開するとは思いませんね」と述べた。



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