インテル対キエーヴォ:1−1

前半にパロスキが先制するも長友が同点に持ち込んだ。ユウトが決めた2点目はオフサイドと見なされてノーゴールに

[ミラノ] インテル対キエーヴォ戦は1−1のドローの結果で終了を迎えた。前半には長友が逆転ゴールを決めるもオフサイドとされて得点が取り消され、後半ロスタイムにはボッタがキエーヴォエリアでファウルを受けるもPKが与えられなかった。

ヴァルテル・マッザーリ監督はハンダノヴィッチの前に3バックとしてカンパニャーロ/ロランド/フアン・ジェズスを、中盤にはジョナタン/クズマノヴィッチ/カンビアッソ/長友を据え、パラシオの背後にはアルバレスとコヴァチッチを据えてキエーヴォ戦に臨んだ。前半8分、先制点を決めたのはキエーヴォのパロスキだった。しかし、12分にはアルバレスの右サイドからのグラウンダークロスに長友がセンターフォワード並みの動きで反応し、右足で叩き込んでゲームを振り出しに戻した。その2分後、この日絶好調の長友が逆転弾を決めたと思われたが、副審がオフサイドと見なしてゴールとして認められなかった(リプレーを見てもオンサイドだったことが明らか)。24分にはパラシオが絶好のチャンスを迎えたが、残念ながらそのヘディングシュートは枠を外れた。後半は激戦となるも追加点は生まれず、終盤に出場してセリエAデビューを果たしたルベン・ボッタがロスタイムに相手エリア内で倒されてもファウルと見なされないまま、試合は1−1のスコアで幕を閉じた。


インテル対キエーヴォ 1−1
得点者:
前半8分 パロスキ、12分 長友

インテル:1 ハンダノヴィッチ;14 カンパニャーロ(後半43分、20 ボッタ)、35 ロランド、5 フアン・ジェズス;2 ジョナタン、17 クズマノヴィッチ(後半39分、21 タイデル)、19 カンビアッソ(後半19分、22 ミリート)、55 長友;11 アルバレス、10 コヴァチッチ;8 パラシオ
控え選手:12 カステッラッツィ、30 カリーソ、4 サネッティ、6 アンドレオッリ、16 ムディンガイ、23 ラノッキア、25 サムエル
監督: ヴァルテル・マッザーリ

キエーヴォ:

1 プッジョーニ;3 ダイネッリ、8 ラドヴァノヴィッチ、9 ベンティヴォーリオ(後半39分、24 エムバイェ)、12 ツェサル、17 サルド、21 フレイ、43 パロスキ(後半30分、20 エスティガリビア)、56 ヘテマイ、77 テレオー、93 ドラメ
控え選手:18 スクイッツィ、28 シルヴェストリ、2 ベルナルディーニ、4 クライトン、6 クピシュ、7 ラザレヴィッチ、10 セストゥ、15 パミッチ、22 アコスティ、31 ペリシエ
監督:エウジェニオ・コリーニ

主審:ディノ・トンマージ(バッサーノ・デル・グラッパ)
警告:前半40分 ヘテマイ、41分 コヴァチッチ、
ロスタイム:前半0分、後半4分
観客:32,765人


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