ファッソーネ:「マッザーリは確かな人選、ギャンブルなんかではない」

インテルGMは国営放送RAIのラジオ番組インタビューに応じてこう述べた

[ミラノ] マルコ・ファッソーネGMは“Radio RAI”のインタビューに応じ、次のように語った。

「トヒル会長は満足で嬉しそうでした。8万人の観衆の前での初ダービーを勝利で飾るというのは良いスタートですね。マッザーリ監督はギャンブルなんかではなくて、確かな人選ですよ。お互いにとって満足がいくコラボレーションなのです。監督はゼロからチームを手に取って、自分が思い描くようにしていっているのです。我々にとって喜ばしい展開ですね」

昨夜のダービーでピッチに上がったインテルはイタリア人選手がひとりもいなかったことについて聞かれたファッソーネは、こう答えた。「インテルのDNAに国際的な志向が刻み込まれているのは事実ですが、今後はイタリア人選手を増やしていくようにしたいです。とりあえず、数多くの若手をチームに組み込んできています。ベルフォディル、タイデル、イカルディはみんな若いですしね」

ゴール裏スタンド閉鎖処分については、インテルGMはこう話した。「この規則が施行されるたび、毎回クラブ側の異議申し立てに対して処分実行が中止にされて更なる調査が行われるというのは、このシステムの何かが機能していないことを浮き彫りにしているのです」

なお、インテルが今シーズン1回もPKを与えられていない件に関しては、次のように述べた。「データを見ますと、我々のチームは相手エリア内でのプレーが非常に多いことが明らかです。それなのに1回もPKを与えられていないのは異常です。ここ44試合で与えられたPKはたったの2回なのですよ」

最後に、メルカートとフレディ・グアリン放出の噂について。「グアリンは有能な選手なので、彼を欲しがるチームはたくさんいます。マッザーリ監督が彼の特徴を活かしたのです。メルカートに関しては、様子を見ていきましょう。獲得の面、放出の面で何かやるとしたら、あくまでもチームの強化を目指してのことです。いずれにせよ、現時点でグアリンの件は噂に過ぎませんよ。彼はこのチームのカンピオーネですし、我々は手放したくないのですから」(ANSA通信)


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