マッザーリ:「勝ち進むことが肝心で、我々はそれをやり遂げた」

指揮官はトラーパニ戦終了後、「頭を切り換えてカンピオナート次節のパルマ戦に集中しよう」と述べた

[ミラノ] トラーパニ戦終了後、ヴァルテル・マッザーリ監督は次のようにコメントした。

“Rai Sport”のインタビューで:「反省すべき点が多かったですね。ハーフタイムの時点では残り45分をうまく管理するようにと話していたのですが、集中が低下すると、こういう展開になることだってあるわけです。良いチャンスだと思って若い選手をデビューさせたというのもありますが、チームはあってはいけない軽率なプレーをしてしまったのです。前半は全員が集中して良かったものの、その後はトーンダウンしてしまいましたね。その辺のことを修正していかないといけません」

“Radio Rai”のインタビューで:「終盤はドキドキものだった? これを機に、選手たちが最後の最後まで集中しなくてはいけない、ということを理解してくれるのが願いですね。私自身も、ハーフタイムでもっと口を酸っぱくして注意するようにしますよ。どうやら、この選手たちは自分で把握するほど成熟していないので、私がもっと厳しく言わないといけないのでしょう。何はともあれ、今日は普段から90分間プレーすることに慣れていない選手が多かったし、3人の若手をデビューさせたというのもあります。肝心だったのは勝ち進むことで、我々はそれをやり遂げました。頭を切り換えて、カンピオナート次節のパルマ戦に集中しましょう。パルマは好調ですし、本当にハードな試合になるはずです。カッサーノはリベンジを果たそうと何としてでも試合に出るようにするだろうって? 彼は何よりも自分のチームに貢献するために試合に出られるようにすることでしょう」

引き続き、記者会見に臨んだマッザーリはこう述べた。「今日の私は普段と違って、チームに単にリードを守るようにしろと言っただけということも影響しているのだと思います。選手たちは私がいやに落ち着いているのを見て、もう試合に決着が付いたと思い込んでしまったのでしょう。それで敗退さえあり得る状況になってしまったということについて、深く反省すべきですね。この経験が今後において役に立つようにすべきです」

「長いブランク明けのムディンガイは非常に良かったですね。アンドレオッリは普段から良い形で練習に打ち込んでいますが、今日のパフォーマンスもとても優れていました。コヴァチッチの交代? 本人が交代を要求したのですが、正直言って、ちょうど私が気をそらして見ていない時だったので、どういう事情なのかは分かりません。長友の状態? 明日から様子を見て、せめて招集可能かどうかを確かめるつもりです。筋肉系の問題は慎重に扱うのが大事です」

「試合中、私はかなり怒っているように見えた? スローインからのプレーで失点するなんて… 何て言えば良いのか分かりませんね。要するに、チームの集中が完全に途切れたということの表れですよね。このチームは、すべてにおいて指摘する監督を必要としていることが分かりました。とは言え、今日は普段からプレーしている選手はほんのわずかしかいなくて、一緒にやることにあまり慣れていないメンバーだったということも忘れてはいけません。初めて一緒に実戦でプレーする選手が多かったわけですから、いくらかの食い違いが生じても仕方ないと思っていました。次のパルマ戦? 組織力に富んで良いサッカーをやるチームですし、またしても厳しい試練になることでしょう」


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