アルバレス:「インテルの素晴らしい点は全員の選手が重要であること」

「自分の素質を立証するのは時間がかかるが、ブーイングされて批判される状態に戻るのはたったの一瞬。絶対に気を緩めないことが大切」

[ミラノ] “Sky Sport 24”の独占インタビューに応じたリカルド・アルバレスは、まずアルゼンチン代表の一員として自身初のワールドカップ出場を果たせると思うかと聞かれ、こう答えた。「いや、まだ確実とは言えないですね。代表チームの一員であるというのは実感していますけど、監督は最終的なメンバーをまだ決めていないので。僕はとにかくインテルで全力を尽くすだけです。それが、ワールドカップへ行くための正しい道ですよ」

現時点で勝ち点差が3ポイントのナポリとの直接対決について質問されたアルバレスは、こう述べた。「僕は次節のボローニャ戦に集中しています。チームは良いシーズンを送っていると思いますよ。ただ、上位の3チームが凄まじいペースで進んでいるんですよね。僕らは1試合1試合をこなしていって、最後にどうなるか様子を見るようにしましょう」

「エリック・トヒル会長? 正直言ってまだ会ったことがないんですけど、このクラブに手を貸すためにやって来る人なんていつだって大歓迎ですね。自分のアイデアを持っている人ですし、クラブの為に働いてくれることと確信していますよ」

今シーズンのインテルは“パラシオ依存症”の恐れがあるのかと聞かれたアルバレスは、次のように語った。「これまでの29得点のうち、ロドリゴが決めたのは7ゴールだと思いますよ。彼は非常に重要な選手ですけど、このインテルの素晴らしい点は全員の選手が重要であると感じていることなのです。僕がフォワードに? 監督が言うポジションでプレーしますけど、本業フォワードじゃないのは間違いないですよ。監督は僕がウィングハーフをやってグアリンが前線でやるパターンが気に入っている? そうなのかどうか知りませんけど、確かにその形でやったここ最近の2ゲームは良かったです。でも、マテオ・コヴァチッチが起用された試合とか、僕がセカンドトップとして据えられた試合も良かったですしね。とにかく、ピッチに上がったら全力を出すことが大事なのです」

「サッカーでは、自分の素質を立証するのにとても時間がかかりますけど、ブーイングされて批判される状態に戻るのはたったの一瞬です。僕は絶対に気を緩めることなく、常に全力を尽くすようにしないといけないと思っていますね。そうやって、常に自分の真価を見せていくしかないのです」

「インテルがこんなに長い間PKを与えられていないのは異常じゃないかって? 確かに、僕らにPKを与えるのは難しいことみたいですよね。これまで、PKと見なされてもおかしくないファウルとかも受けているわけですし。どうしてこうなのかは分かりません。とは言え、レフェリーを疑っているなんてことはないですよ」


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