マッザーリ:「ヴェローナは組織的で良いサッカーをやるチーム」

指揮官は前日会見で「明日の試合は守備面と細かい点に気を配ることが重要」だと述べた

[アッピアーノ・ジェンティーレ] “アンジェロ・モラッティ”センターのプレスコンファレンスルームでエラス・ヴェローナ戦前日会見に臨んだヴァルテル・マッザーリ監督は、トリノ戦終了後の取材を拒否したことについて聞かれ、まずこう述べた。「喋りたかったら喋っていたでしょう。今は、明日のヴェローナ戦だけについて話したいと思います」

レフェリングについて「今はそういったことについて話す時ではありません。近い将来にタイミングを見計らって喋る機会があるかも知れませんが」と付け加えた指揮官は、明日の試合でマテオ・コヴァチッチが再び先発するのかという質問には、こう答えた。「選択肢のひとつです。トリノで(ハンダノヴィッチが退場となって)彼を下げた時、すぐにあの選択の理由を説明したので、彼は事情を理解してくれました。でも、もし彼が明日プレーするとしたら、彼が役に立つと感じるからです」

現時点でインテルの勝ち点を1ポイント上回っているヴェローナについて、マッザーリはこう述べた。「素晴らしい仕事をやっているマンドルリーニ監督を称賛したいですね。組織力に富んでいて良いサッカーをやるチームです。ルーカ・トーニはコンディションが良い時は違いを示すことができる選手ですし、他にも非常に優れた若い選手がいます。現在の勝ち点に値するプレーを見せている、対戦するのが厄介なチームですよ。守備に最大の注意を払って、細かいところに気を付けないといけません。ただ、ミスを犯すのを恐れないことが大事です。最初は、昨シーズン終盤の連敗がもたらした精神的ダメージから回復することが必要でしたが、今は逆にその気になって、守備面や細かい面を軽視してしまう恐れがあるかも知れません。選手たちには、この数日間でその辺のことについて注意しましたよ」

インテルはここ3試合で勝ち点1ポイントしか手にしていない事実を指摘されたマッザーリは、次のように言い返した。「何回も言った通り、私はチームのパフォーマンス、全体的なプレーを重視しているのです。 大事なのは、チームがシーズンを通して何をやれるかなのです。トリノ戦は、あと一歩で記憶に残るような素晴らしい試合になるところでした。10人で86分間戦うのは決して簡単なことではないのですよ。通常はどういう結末になるかチェックしてください。私は選手たちを褒めました。第8節が終了したこの時点では、プレーの内容とか結果以外の要素を見てチームを評価すべきだと思います」

「カンパニャーロが抜けて失点が増えたのか、それとも全体的なバランスの問題かって?まず、ローマ戦は例外の特殊な試合だったし、カリアリ戦はウチが主導権を握って、相手に一回もゴール枠にシュートを打たせなかったのですよ。向こうの同点ゴールの場面がどうだったかは誰もが見ていますよね。こういった予期せぬことはサッカーには付き物です。しかし、カリアリ相手にインテルがどういう試合運びをしたか、トリノ相手に10人でいかに戦ったかを見ることも大事なのです。すべての試合に同じ意図があるし、私としてみてはこれが重要なのです。外から見ている人には、私がこの努力第一の魂をいかに選手に伝えているかを見て欲しいです。現に、トヒル氏はインテルの試合を観戦していて、これに気がついてくれたそうですけどね」

エリック・トヒル氏とすでに連絡を取り合ったのかと聞かれたマッザーリは、こう答えた。「クラブとのやり取りに関する件については話さない主義です。連絡はすでにありましたが、言えることはそれくらいです。モラッティ会長とのやり取りについても同じですが、話の内容とかを公表するつもりはありません」


 English version  Versi Bahasa Indonesia  Versione Italiana 



LIVE! CONFERENZA MAZZARRI PRE INTER-HELLAS VERONA 25/10/2013 H. 17:30 CEST

読み込み中