モラッティ会長:「1995年2月18日は責任重大な日として記憶に残っている」

「ノスタルジーを感じているかどうかは言えない」。インテルチャンネル番組“Mondo Inter”での会長の発言、その3

[コローニョ・モンゼーセ] インテルのトップに立った1995年2月18日を思い起こすとノスタルジーを感じるかと聞かれたマッシモ・モラッティ会長は、こう答えた。「ノスタルジー?あれは大きな責任を意味することでしたし、その後は大きな山を越えなくてはいけない大変な時期もあったわけですからね。ノスタルジーというものを感じるかどうかは分からないです。何はともあれ、私には『インテルが好きだからいつまでも私が続投する』という権利はないと思うんですよ。それは私にも、誰にも許されない権利なのです。インテルは自身の栄光の歴史を持っているし、やる気のあるオーナーの経営によって、これからも発展していくことが正しいことなのです。私としては、経営を完全に譲らないにしても、常に自分が主役を務め続けることは正しくないと思っています」

「ビジネスパートナーを見つけるという発想はいつ生まれたのかって?3冠の後ですね。監督が代わって、結局ベニーテスもレオナルドもそれなりに良い結果を出したのですが、その頃、私はあらゆる経験を味わったわけだし、ワンマンでサッカークラブを支えるというのは決して楽なことでもないので、ちょっと様子を見るべきかなと思い始めたのです。中国人との可能性があったのですが、向こうの母国での問題で話は難航してしまってね。でも、国際的なパートナーと組むというアイデアは残ったわけです。それでこの(インドネシア人の)紳士たちが申し出てきて、すごい熱意を示したので我々は気に入ったのです。純粋な熱意を感じたし(インドネシアが)インテルブランドにとって大きな市場でもあることもプラス要素だったのです」

クラブ内でのこれからの役割について、モラッティ会長はこう話した。「これまでは責任のある役割でしたからね。別に重要な役割ということではないにしても、それにもう慣れていたので違う役割を担当するというのも難しいですね。向こうの皆さんは非常に丁寧に、私に残って欲しいと言ってくれているのですが、現時点では何とも言えません。様子を見ましょう」

去年のインドネシアツアーが今回の発展のきっかけになったと思うかと聞かれた会長は、「あれはポジティブな経験でしたし、確実にあの時の熱意が印象に残ったというのはあります」と答えた。「しかも、経済面でも上昇中の国ですし、その事情もあってこういった投資が可能になっているわけです」


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LIVE! MASSIMO MORATTI OSPITE A MONDO INTER 24/10/2013 H.22:00 CEST

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