モラッティ会長、“MONDO INTER”のゲストに

「特に誇りに感じているのはインテルキャンパスを築いたこと」。インテルチャンネル生放送番組に特別出演した会長の発言、その1

[コローニョ・モンゼーセ] マッシモ・モラッティ会長が特別ゲストとして出演したインテルチャンネル番組“Mondo Inter”のスタジオでは、まず会長の下でのインテルの記録的な事実が述べられるビデオ映像が流れた。現に、マッシモ・モラッティは初めてサッカークラブの公式サイトを設立し、イタリアでも背番号が固定化されることを誰よりも先に提案し、初めて数多くの外国人選手がいる国際的なチームを作った会長である。数年に渡ってカルチョ界を左右し続けた権力システムに従うことなく、初めて3冠を達成する他、イタリアで誰よりも多くのトロフィーを獲得し(1995ー96シーズンから現在までのタイトルは16)、初めてインテルキャンパスのような慈善企画を立ち上げ、初めて外国からの投資を取り入れて新時代のサッカー界の流れを掴んだ会長なのである。

ビデオを見終わったモラッティ会長は、笑いながら「サイトの件から話しますと、その前はインターネットそのものが存在しなかったので、初めてだったというのは分かりやすいですよね」と語った。「でも、サイトは妻のおかげですよ。彼女がこれは絶対やるべきだと言い張ったので作ることにしたのですが、それが当たりだったみたいですね。その他のことに関しては、頑固にやっているうちに成り立ったものです。外国人選手が多いという記録はおもしろいですね。でも、自分としては名誉に感じていることですし、ファンも喜んでいることです。トロフィーや、3冠や、スクデット連覇などはすべて素晴らしい記録ですけど、個人的に非常に大きな誇りなのはインテルキャンパスを築いたことですね。これは、他のサッカークラブとはまったく違う企画なので。自慢しているみたいに思われるのが嫌でインテルキャンパスについて喋ることには抵抗があるのですが、世界中で1万2千人以上の子供たちが対象になっていることですし、これは今後も守り続けなくてはいけないプロジェクトなのです」



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