ムディンガイ:「このユニフォームのために全力を尽くす準備はできている」

インテル対ロカルノ戦でフル出場を果たしたガビーは試合後、こう語った

[アッピアーノ・ジェンティーレ] ロカルノ相手のテストマッチ終了後、先発出場して90分間プレーしたガビー・ムディンガイは“Sky Sport 24”のインタビューで次のように述べた。

今日の試合はあなたの状態をチェックするための機会でもありました。調子はいかがですか?

「確かに、今日のこのテストマッチは僕や他の故障明けの選手、これまで出番が少なかった選手にとって非常に重要な試合でした。手応えはありましたよ。終盤は少し疲れが出ましたけど、長い間プレーしていないので普通のことです。試合に出られなくてもしっかりと練習してきたので、調子が良いのだと思います。今日は本当に求めていた機会だったので、嬉しいですね」

ケガから8ヶ月半経ちましたが、あの時はトリノ相手の試合でした。次の試合は偶然にもそのトリノとの対戦ですが、ますます出場したい気持ちが掻き立てられるのでしょうか?

「復帰する日をイメージしながら、それを目指してしっかりと努力を積み重ねてきたのです。チームメートがピッチで闘っているのを見て手を貸せないというのは辛かったです。だから、今は本当に嬉しいですね。トリノ戦でケガしたというのは単なる偶然だし、意識していません。大事なのはチームメートと同行して、チームが良い結果を出せることを願いながらトリノに乗り込むことです」

次節で公式戦復帰を果たす可能性はどれくらいあると思いますか?

「とにかく、僕は練習に励んでいます。準備を整えて、監督から声がかかった時にチームに貢献できるようにするのが目標です。フィジカル的に好調であることを目指して、練習、練習、練習ですね」

あなたはハビエル・サネッティと同じでアキレス腱断裂を負いましたが、キャプテンとはこれについて話し合ったことはありますか?

「色々と話しましたよ。僕の方が先にやったので、サネッティは痛みが同じなのかと聞いてきたりしました。キャプテンは誰もが知っている通り、とても明るくて笑顔を絶やさない人です。僕はアキレス腱を負傷した時は、かなり落ち込みました。ところが、どんな時でも前向きな彼は、この大ケガにも笑いながら立ち向かったのです。キャプテンの姿を見るのは力になりました。その後、僕がまたケガした時もね。とにかく、懸命にリハビリに打ち込みました。今はようやく復帰できたわけですが、この調子で続けていくのが願いです」

現時点でのコンディションをパーセンテージで表すと?

「80パーセントだと感じています。毎日トレーニングをしているし、良い形で練習していますからね」

ピッチの外から見て、このインテルの印象は?ヨーロッパの舞台へ返り咲くに値するチームでしょうか?それとも、もっと大きな目標を狙えると思いますか?

「一番印象的なのは、誰もがスケールの大きい考えを抱いているということです。全員、インテルが偉大なクラブであることを把握していて、インテルのために全力を尽くすことを決心しているのです。誰もが、良い結果を出したい意欲に燃えています。みんな、このユニフォームのために努力を惜しまないでベストを尽くしたいのです。全力で闘えば、結果は必ずついてくるものです」

チーム内部から見て、ローマ戦の敗北はまだ尾を引いている様子ですか?それとも、もう過去のこととして整理されたのでしょうか?

「我々はいつだって次の試合に集中しています。過去を振り返るのは、ミスを研究して繰り返さないようにするためです。自分たちにできることをもっと自信を持ってやれるように、次の戦いに向けて準備を進めるのです。チームのみんなは今、トリノ戦に集中しているだけです。素晴らしい試合にしたい気持ちでいっぱいです」

トヒル氏の件はチーム内でも話題になっていることと思います。将来がどういう展開になるのか、好奇心はありますか?

「正直言って、僕はピッチでのチームのことと、自分の調子を100パーセントに上げることに集中しています。クラブに関する件は、その管轄の人がケアするものです。我々はピッチに集中するだけです」

監督とはもう話しましたか?あなたからどういうプレーを要求しているか、すでに言われました?

「我々は毎日、色々な話をします。監督は誰彼となく、選手ひとりひとりと話す主義です。出番を与えられたら、各選手がピッチで何をやるべきか把握していないといけません。もちろん、僕の出番がやって来る時はさらに細かい指示を与えられることでしょう。とにかく、全員の選手が同じように準備をしているのです。先発の選手も、途中出場の選手もね」



 


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