[ミラノ] インテルはサン・シーロで行われたセリエA第7節のローマ戦で2013ー14シーズン初の敗北を喫した(ゴールはトッティがドッピエッタ、フロレンツィが追加点)。ネラッズーリは厳しいスコアが表している以上の良いパフォーマンスを見せた。なお、前半にはエリア外のファウルに対してPKを取られたり、後半にはゴールを取り消されるなどの不可解のジャッジもあった。
マッザーリは3バックにラノッキアとフアン・ジェズスに加えてカンパニャーロの代わりにロランドを起用し、中盤には長友、タイデル、カンビアッソ、グアリン、そしてジョナタンの代わりにペレイラを据えた。前線はパラシオとアルバレス、GKはハンダノヴィッチという布陣でローマ戦に臨んだ。
ネラッズーリは攻撃的なゲームスタートを切るものの、18分に先制したのはローマだった(ジェルヴィーニョのアシストからトッティが右足を振り抜いて見事なゴールを決めた)。その7分後、グアリンが同点に持ち込むチャンスを迎える。しかし、彼が放った時速113キロの強烈なシュートはポストを直撃し、残念ながらも得点にならなかった。その直後にアルバレスもヘディングで得点を狙ったが、相手GKデ・サンクティスがナイスセーブを見せて事なきを得た。39分にはジェルヴィーニョがインテルエリア内で倒されたとされ、ローマにPKが与えられた。実際ファウルはエリア外だったが、トッティが確実にPKを決めて、0ー2に。44分にはフロレンツィが完璧なダイアゴナルシュートで追加点を挙げ、ネラッズーリは3点ビハインドの形でハーフタイムに入る展開となった。
後半にはイカルディがペレイラの代わりに(1分)、コヴァチッチがタイデルの代わりに投入された(12分)。22分にはラノッキアが相手ネットを揺らしたが、デ・サンクティスへのGKチャージを犯したと見なされて取り消される羽目になった。マッザーリは25分にグアリンを下げ、ミリートを入れて攻撃をパワーアップ。34分にはバルザレッティが2枚目のイエローカードで退場になったが、ネラッズーリは数的有利を活かすことができず、インテル対ローマ戦は0ー3のスコアで終了を迎えた。
インテル対ローマ 0ー3
得点者:前半18分 トッティ、40分 トッティ(PK)、44分 フロレンツィ
インテル:1 ハンダノヴィッチ;35 ロランド、23 ラノッキア、5 フアン・ジェズス;55 長友、13 グアリン(後半25分、22 ミリート)、19 カンビアッソ、21 タイデル(後半12分、10 コヴァチッチ)、31 ペレイラ(後半1分、9 イカルディ);11 アルバレス;8 パラシオ
控え選手:12 カステッラッツィ、30 カリーソ、6 アンドレオッリ、7 ベルフォディル、16 ムディンガイ、17 クズマノヴィッチ、18 ウォラス、25 サムエル
監督: ヴァルテル・マッザーリ
ローマ:26 デ・サンクティス;35 トロシディス、17 ベナティア、5 カスタン、42 バルザレッティ;15 ピャニッチ(後半12分、11 タッデイ)、16 デ・ロッシ、6 ストロートマン;24 フロレンツィ(後半31分、7 マルキーニョ)、10 トッティ(後半36分、3 ドドー)、27 ジェルヴィーニョ
控え選手:28 スコルプスキ、1 ロボンツ、8 リャイッチ、18 カプラーリ、29 ブルディッソ、33 イェドヴァイ、88 ボリエッロ、94 リッチ
監督: ルディ・ガルシア
主審:パオロ・タリアヴェント(テルニ)
警告:前半15分 ピャニッチ、28分 ベナティア、30分 カスタン、32分 フアン・ジェズス、39分 ペレイラ、後半6分 バルザレッティ、22分 デ・サンクティス、34分 バルザレッティ、44分 タッデイ
退場:後半34分 バルザレッティ
ロスタイム:前半0分、後半3分
観客:60,336人
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