セリエA、カリアリ対インテル:1−1

前半はスコアレスドロー。後半に長友のアシストからイカルディが先制点を挙げるも、ナインゴランが同点に持ち込んだ

[トリエステ] フィオレンティーナ戦のたった64時間後に開催されたカリアリ対インテル戦は、1−1のスコアで終了を迎えた。ヴァルテル・マッザーリ監督は基本メンバーを数人入れ替えたイレブンをピッチに送り出した。指揮官はハンダノヴィッチにゴールマウスを任せ、3バックにはラノッキアとフアン・ジェズスにロランド、中盤にはグアリンとカンビアッソにコヴァチッチを加えた。左サイドにはジョナタンの代わりにペレイラ、逆サイドには長友を据え、前線はワントップにパラシオの代わりにベルフォディル、その背後にアルバレスという布陣で試合に臨んだ。

降り続く雨のせいで“ネレオ・ロッコ”スタジアムのピッチコンディションが相当悪いにも関わらず、インテルは序盤から長友やグアリン、そしてベルフォディルで積極的にゴールチャンスを作った。だが、絶好調の様子の相手GKアガッツィがスーパーセーブを連発し、得点を許さず。その後、カリアリはピニージャ、インテルはアルバレスが好機を迎えるも、前半は0−0の状態で終わった。

後半15分、ペレイラがゴールネットを揺らす場面があったが、ロッキ主審がベルフォディルのファウルに笛を吹いた直後だったため、得点として認められなかった。30分、アルバレスに代わってハーフタイムに入ったイカルディが先制点を決めて、試合がようやく動いた。パラシオ(後半19分にベルフォディルに代わって出場)からの絶妙なパスに反応して敵エリアに飛び込んだ長友がドンピシャのクロスを放ち、これにイカルディがヘディングで合わせてのナイスゴール。しかし、その8分後にはナインゴランのシュートがロランドの足に当たってコースが変わり、ハンダノヴィッチのネットに突き刺さった。終盤にはパラシオ、そして44分に入ったミリートが懸命に勝ち越し点を狙ったが、3分のアディショナルタイムの末、カリアリ対インテル戦は1−1の結果で幕を閉じた。


カリアリ対インテル 1−1
得点者:
後半30分 イカルディ、38分 ナインゴラン

カリアリ:1 アガッツィ;24 ペリコ、15 ロッセッティーニ、13 アストーリ、8 アヴェラール;21 デッセーナ、5 コンティ、4 ナインゴラン;22 カブレーラ(後半17分、10 イブライミ);23 イバルボ、51 ピニージャ(後半29分、9 サウ)
控え選手:25 アヴラモフ、3 アリアウド、16 エリクソン、18 ネネ、29 ムール
監督:ディエゴ・ロペス

インテル:1 ハンダノヴィッチ;35 ロランド、23 ラノッキア(後半44分、22 ミリート)、5 フアン・ジェズス;55 長友、13 グアリン、19 カンビアッソ、10 コヴァチッチ、31 ペレイラ;11 アルバレス(後半1分、9 イカルディ);7 ベルフォディル(後半19分 、8 パラシオ)
控え選手:12 カステッラッツィ、45 マニエーロ、2 ジョナタン、6 アンドレオッリ、14 カンパニャーロ、17 クズマノヴィッチ、18 ウォラス、21 タイデル、25 サムエル
監督:ヴァルテル・マッザーリ

主審:ジャンルーカ・ロッキ(フィレンツェ)
警告:前半14分 コンティ、32分 フアン・ジェズス、35分 ピニージャ、37分 ロッセッティーニ、後半12分 ナインゴラン、45分 長友
ロスタイム:前半0分、後半3分


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