[ミラノ] イバン・ラミーロ・コルドバと妻のマリア・イザベルさんが2004年に立ち上げた非営利財団“Fundacion Colombia te quiere ver”は、コロンビアの子供たちを始めに恵まれない人々に医療サポート/社会支援を提供するための募金活動を行うほか、苦難の状況に置かれた少年少女を対象に数々の慈善プログラムを実施している組織である。
中でも、特筆すべき活動は下記の通りである。
● “Los restaurantes para niños”/子供用の食堂
コロンビアの貧民地区の小学校内に食費を負担できない子供たちのための食堂を設けるプログラムで、現時点で150人の小学生に毎日の昼食とおやつを提供している。
● 家庭内暴力の犠牲になった少年少女のケア
“Fundacion Colombia te quiere ver”は家庭内に問題を抱いていたり、家庭内暴力の犠牲になっている少年少女をケアするプログラムを支援しており、コロンビア北部のリオネグロ市役所と協力して精神的な障害を訴えている438人の子供たちの回復プログラムに参加している。
● “La vereda Ojo de Agua”コミュニティセンター
“Fundacion Colombia te quiere ver”はリオネグロ市近郊に“La vereda Ojo de Agua”と名付けられたコミュニティセンターを設けた。スポーツセンターと教会で結成されたこのセンターは、地域の住民約1000人の憩いの場所になる。
なお、“Fundacion Colombia te quiere ver”はメデジン市の“Santiago Corazòn”財団、およびサンティアゴ・デ・カリ市の“La Divina Providencia”財団が実施している青少年の健康プログラムを積極的にサポートしている。