マッザーリ:「満足しているが、もっと向上しないといけない」

「選手は昨季のことが精神的に響き続けているというのがあったが、チームの成長と勝利で自信が付いてきている」

[カターニア] 「満足していますが、もっと向上しないといけません。ボールを持った場面での軽率なミスがまだあります。それに、もっと冷静に決めることも必要ですね。多くのチャンスを無駄にしましたからね。我々の目標がトップに立つことなら、もっと成長しないといけませんね」。カターニア対インテル戦終了後、ヴァルテル・マッザーリ監督は“Sky”のマイクを前にしてこう述べた。

「ジョナタンと長友は素晴らしいプレーをしてくれました。彼らの成長はチームにとって重要なものですよ。とにかく、チーム全体が成長していっています。選手たちは昨シーズンのことが精神的に響いているというのがありました。チッタデッラ戦の前、彼らがどれだけ緊張していたことか皆さんに見て欲しかったくらいですよ… 。チームが成長すると共に、みんな自信が付いてきている様子です。その意味では、勝利は有効ですからね」

「インテルの目標は、これまでやってきたようにやり続けることです。つまり、一試合一試合に向けてベストの形で準備することですね。決算は最後にしましょう」

前半終盤に負傷してピッチを退いたマテオ・コヴァチッチについて聞かれたマッザーリは、こう答えた。「ケガに関して詳しいことは知りません。必要であるならば明日精密検査を行うことでしょうが、重傷ではないと思っています」

引き続き、“Mediaset”の取材に応じたマッザーリは、次のように話した。「3試合で失点ゼロでの3連勝という結果について?中には、予想以上に成長している選手もいるのが事実ですが、くれぐれも軽率なミスを犯さないように気を付けないといけません。ユヴェントスに匹敵するインテルが期待されている?我々は対戦相手が誰であろうと、一試合一試合に向けてしっかりと準備するだけです。私は、この選手たちは過去のネガティブな思い出を振り払う必要があるのだと感じていました。インテルが必要としているのはまさにこれなのです」

続いて、マッザーリは“Rai Sport”のインタビューでこう述べた。「今日の試合は気に入ったこともあると同時に、そうでもなかったこともあります。まだ軽率なミスがありますが、練習を初めてからの時間を考慮すれば満足していますよ。ポゼッション率が高い?選手たちに聞けば、私がしょっちゅうボールを持っていることが好きだと言うことが明らかでしょう。私のサッカーはしかし、与えられた戦力に合わせて作り上げるというのもあります。選手の特徴にフィットするようにね。各々のポテンシャルを発揮させるために選手になんて言うのかって?例えばジョナタンには、1対1の場面では遠慮せずに行けと言いました。3−5−1−1が基本システム?現時点ではこれでメカニズムを機能させることが重要でした。今後、ナポリでやったみたいにシステムを変えることも考えられますが、チームが確実に変更を消化できる時が来たらやるつもりです」



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