[アッピアーノ・ジェンティーレ] 「カターニアはホームの熱い雰囲気を活かそうとするでしょうが、我々はそれを意識しないようにしてこっちのサッカーをやるようにすることが大事です。いずれにせよ、カターニアは技術面で優れていて良いサッカーをやるチームです。先日のフィオレンティーナ戦では引き分けてもおかしくなかったでしょう。インテルにとって、明日は難しい試合になるのは明らかです。しかし、我々は決意と気合いを込めて、戦術面と闘争心の面で充実したサッカーを見せるつもりで臨みます」。ヴァルテル・マッザーリ監督はカターニア対インテル戦前日会見でこう意気込みを語った。
会見中、マテオ・コヴァチッチの状態について質問された指揮官はこう答えた。「コヴァチッチは今週、コンディションを上げるために別メニューをこなしました。すでに90分間出場できる状態かどうか分かりませんが、これから判断するつもりです。ポジション?検討中です。まだとても若い選手ですし、成長する時間を与えてやることが重要なのです。色々とアドバイスをするようにしていますが、私としては、昨シーズンのポジションよりもう少し上がり目のポジションの方が本来の能力を発揮できるのではないかと感じています。1.5列目から前線にかけてのポジションで決定的な仕事をする選手だと思いますね。柔軟性に優れた選手ですが、今後はトレクアルティスタか攻撃的ウィングハーフとして最も機能すことだと思っています」
なお、マッザーリはサイドプレーヤーの成長を称賛した。「最初はちょっと遠慮がちだったのが、今はもっと積極的にプレーしてくれてますね。自信を持って駆け上がって、ゴールに向かって飛び込むようになってきています。 最初に比べれば、ずいぶんと進歩がありましたよ。すでに明日の試合で更なる向上が見られることを期待しているし、楽しみにしています」
サイドプレーヤーと言えば、アルバロ・ペレイラについて聞かれたマッザーリは、次のように説明した。「ペレイラは一足後れて代表から復帰しましたし、その間ジョナタンが良いパフォーマンスを見せてゴールも決めたので、彼を起用することにしたのです。ジェノア戦も良かったので、カターニア戦でもジョナタンで行くと思いますね。ペレイラが残留してジョナタンのような活躍を見せてくれたとしたら、彼に出番を与えますよ。 全員で出場するわけにはいかないのでね」
ディエゴ・ミリートは今日もプリマヴェーラリーグの公式戦に出場する予定となっているが、マッザーリは“エル・プリンシペ”についてこうコメントした。「ここ2週間、ミリートは本当に良くなってきていますね。コンディションが上がってきているし、やる気満々に見えます。出場時間を増やすようにして、プレーのリズムを上げるようにと指示しました」
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