マッザーリ:「決まってもいいチャンスが少なくとも2回あった」

「我々はスペースを与えないチーム相手に積極的に好機を作ったのに、ボールが一回も入ってくれなかったのは信じられない」

[セントルイス] 敗北となったレアル・マドリー戦終了後、ヴァルテル・マッザーリ監督は報道関係者の質問に答えながら試合を振り返った。「悔いが残る?そうですね。試合を見ていない人はスコアからして、0−3ということはレアル・マドリーに圧倒されっぱなしだったのだろうと思うかも知れません。ところが、インテルだって実際は、相手GKの前まで行って6〜7回の大きなチャンスを作っているんですよ。間違いなく、ゴール前での冷静さが欠けていたというのはありますが、私はチームがやったゲームに大変満足していますよ。進歩?はい。我々は積極的に好機を作ったのです。普段からなかなかスペースを与えないチームとの対戦だったことも忘れてはいけません。何はともあれ、アルバレスも、パラシオも、イカルディも多くのゴールチャンスを作ったのに、この中で一回たりともボールがゴールに入ってくれなかったのは、信じられないですよ...」

今日はスタメンスタートした若手MFパトリック・オルセンについて、および入団が発表されたばかりのロランドについてコメントを聞かれたマッザーリは、こう答えた。「オルセンは素質を持った選手ですが、足を地に着けていることが大事です。時には彼だって凡ミスを犯すし、今日なんかは2回も相手のカウンターで失点を喫しているわけですからね。向こうが後ろから攻撃を組み立てて攻めてきた時はまったくスペースを与えていなかったことを思うと残念です。ロランド?現在ウチのDF2名の戦線離脱を考慮すれば、彼のような経験豊富な選手は重宝です。3バックでやる場合、控えはアンドレオッリしかいない状態になっていましたからね。昨シーズン、(ナポリで)チャンピオンズリーグ出場を達成するに当たって、非常に役に立ってくれた選手です」

「今日はとにかく、ウチが少なくとも2回ほどのチャンスで決めていてもおかしくない試合でした。現時点で世界最強のチームのひとつであるレアル・マドリー相手に2−3で負けていたとしたら、それほど悪くない結果だったことでしょう。アルバレスはリーダー的な存在になれるかって?チーム全体がリーダーなんですよ。とは言え、彼は大幅にステップアップしているし、私は彼の出来に満足しています。チームはプレーのメカニズムを理解してきていて、しっかりしています。スコアを見ないで今日のピッチでのプレーだけを見れば、嬉しいばかりですよ」


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TOUR AMERICA 2013 - INTERVISTA MAZZARRI POST INTER REAL MADRID

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