インテル対レアル・マドリー:0−3

前半にカカーとC.ロナウドが得点、後半にアルバレスが相手CKの際にオウンゴール

 [セントルイス] 今回のアメリカ遠征最後となるフレンドリーマッチを“エドワード・ジョーンズ・ドーム”で行ったインテルは、カルロ・アンチェロッティ率いるレアル・マドリー相手に0−3の敗戦を喫した。

前半:ヴァルテル・マッザーリ監督はゴールマウスにハンダノヴィッチ、3バックにカンパニャーロ/ラノッキア/フアン・ジェズス、中盤にジョナタン/カンビアッソ/クズマノヴィッチ/オルセン/ペレイラを据え、ワントップのパラシオの背後にグアリンを置いた3−5−1−1システムで試合に臨んだ。勢いのある立ち上がりを見せたのはレアル・マドリーで、11分にはカカーが先制点を決めた。ネラッズーリはすぐにリアクションを見せ、積極的にプレーをコントロールしようとしたが、決定的なチャンスは作れず。38分には、カセミーロの縦パスからダイレクトでダイアゴナルシュートを打ったC.ロナウドに2点目を許す展開となった。前半終了間際、インテルは再びゴールを狙っていく場面があったが、残念ながら点差を縮めることはできなかった。

後半:またしてもレアルが良い滑り出しを見せたものの、13分にはインテルが初めて大きなチャンスを迎える。ラノッキアのパスに反応したパラシオが相手GKロペスと1対1となったが、放ったシュートはクロスバーの上に外れた。18分、オルセンが強烈なミドルを打ったが、ロペスはCKに逃れた。その4分後、レアルのCKの際にアルバレスがヘディングでオウンゴール、レアルのリードは3点に。インテルは決してめげることなく、その後もアルバレス、イカルディ、ベルフォディルで好機を作ったが(35分にはイカルディの鋭いヘディングシュートがクロスバー直撃)、惜しくも得点は生まれず、試合は0−3のスコアで幕を閉じた。



インテル対レアル・マドリー 0−3
得点者:
前半11分 カカー、38分 C.ロナウド、後半22分 アルバレス(OG)

インテル:1 ハンダノヴィッチ(後半21分、30 カリーソ);14 カンパニャーロ、23 ラノッキア(後半37分、6 アンドレオッリ)、5 フアン・ジェズス;2 ジョナタン(後半29分、55 長友)、19 カンビアッソ(後半37分、41 ダンカン)、17 クズマノヴィッチ(後半14分、11 アルバレス)、90 オルセン(後半44分、33 エムバイェ)、31 ペレイラ;13 グアリン(後半29分、7 ベルフォディル);8 パラシオ(後半21分、9 イカルディ)

控え選手:12 カステッラッツィ、47 カペッロ、93 ラクサール
監督:ヴァルテル・マッザーリ

レアル・マドリー:25 D.ロペス;4 S.ラモス(後半23分、31 マテオス)、7 C.ロナウド(後半1分、20 ヘセ)、8 カカー、15 カルバハル、17 アルベロア(後半1分、3 ぺぺ)、18 ナチョ(後半35分、33 カサード)、19 モドリッチ(後半1分、6 ケディラ)、21 モラタ、22 ディ・マリア、26 カゼミーロ
控え選手:1 カシージャス、35 ヘスス、9 ベンゼマ、10 エジル
監督:カルロ・アンチェロッティ

主審:イスマイル・エルファト




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