“ネラッズーロ・クルーズ”航海日誌:最終日

風がどう吹こうと目的地に向かって進むこの船の旅は、どんな状況でもインテル愛を忘れないファンの心を象徴しているのかも知れない

[7日目] 晴天の中、ロイヤルカリビアンの“Navigator of the Seas”は終着港のチヴィタヴェッキアを目指して順調に航行している。

“ネラッズーロ・クルーズ”の終わりが近づいているものの、洋上でインテリスタ同士の素晴らしい一週間を過ごした人々の顔には、充実感を表すスマイルが浮かんでいる。風がどう吹こうと目的地に向かって進むこの船の旅は、どんな状況でもインテル愛を忘れないファンの心を象徴しているのかも知れない。

ハビエル・サネッティと家族の面々は、当初のバカンスの予定を変更してまで、“ネラッズーロ・クルーズ”を最後まで満喫することを選んだ。インテリスタの大いなる愛情に改めて心を打たれたというキャプテンは、最後までファンサービスを気さくにこなし続けた。

船内シアターで行われた最後のショーで主役を務めたのは、やはりサネッティだった。もちろん、クライマックスはキャプテンがお得意の曲、エロス・ラマッツォッティの“Più bella cosa non c'è/これ以上最高のものはない”を歌い上げたときだったのは言うまでもない。初回“ネラッズーロ・クルーズ”に参加した700人のインテリスタが『これ以上最高のバカンスはない』と実感する夜だった。


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