［カブール］ アフガニスタン政府を支援し、現地の治安維持に務める“International Security Assistance Force”（ISAF／国際治安支援部隊）に加わっているイタリア人兵30名が、今は亡きインテル前副会長ジュゼッペ・プリスコにちなんだインテルクラブを設立した。
現在ISAF幹部で参謀長を務め、アフガニスタンにおいてイタリア政府上級代表の任務を果たすジョルジョ・バッティスティ中将（写真）は、昔から大のインテリスタと言う。軍事ミッションで世界のどんな果てに派遣されても常にインテルへの情熱を抱き続けてきたというバッティスティ中将は、2004年にカブールからFCインテルナツィオナーレにメールを送信し、現地でネラッズーリの試合を見るにはどういう手段があるのかと尋ねてきたのだった。アフガニスタンを始めに、地球上の様々な場所で平和のために尽くしているイタリア兵士にとって、インテルはどんなに厳しい状況でも欠かせない存在なのである。
ISAFは現地で一般市民への支援活動も行っており、昨年10月にイタリア空軍がアフガニスタン西部のヘラート市で現地の子供たち向けに開催した祭典には、インテルも協力している。
広報部
