[アッピアーノ・ジェンティーレ] インテルチャンネルのゴールデンタイム番組“Prima Serata”(オンエア21:00)のゲストになったトンマーゾ・ロッキは、ファンから寄せられた質問に答えながら自身について語った。
「僕は生まれはヴェネツィアだけど、サッカーをやるために様々な町を渡り歩きました。ヴェネツィアに近いトレヴィーゾで1年プレーしたこともありますけど、同じ州の町同士のライバル関係があって、ヴェネツィア人の僕はトレヴィーゾの人からあまり好感を抱かれなかったですね。色々な町の中でも、ローマとミラノはやっぱり違いますね。ヴェネツィアは世界で最も美しい町なのは確かだけど、長年を過ごしたローマが一番アットホームに感じる町です」
「ラツィオを後にするのは簡単なことではなかったです。長年の間にたくさんの試合に出て、チームを象徴する存在になってましたからね。とは言え、ここに来るという決断を取ったことは嬉しいですよ。インテルみたいに偉大で魅力的なチームで自分の力を試したいという気持ちがあったのです」
ここ数年でイタリアサッカーがどう変わったかと聞かれたロッキは、次のように答えた。「間違いなく言えることは、金が少なくなったということですね。やっぱり、偉大な選手がいるいないで色々と違ってくるわけですけど、今はそういうカンピオーネの値札は高いですからね。現時点でできることは、カンピオーネになる可能性を持った選手を発掘して、育成しながら本当に偉大な選手になってくれることを祈るだけですね。そういう場合、せっかく育てたカンピオーネを他クラブに持っていかれないことも大事になってきます」
なお、ロッキはフォワードの存在について聞かれ、こう述べた。「フォワードはゴールを決めることに存在価値があります。得点能力は大事な要素だし、どんなチームでも優秀なフォワードを求めるものです。ゴールを保証することが仕事ですからね」
広報部