[ミラノ] 5月25日(土)に開催される第4回“Notte Bianca di San Siro/サン・シーロ白夜”イベントの際、朝10時から深夜1時まで“ジュゼッペ・メアッツァ”スタジアムおよびミュージアムを訪問し、インテルとミランのロッカールームツアーを行うほか、ピッチで実際にPKを蹴ることも体験できる。ミラノ市スポーツ&フリータイム評議員のキアーラ・ビスコンティは、今回の企画についてこう語っている。「サン・シーロはミラノの象徴のひとつです。我々は、スタジアムを単なるスポーツイベントの会場ではなくて、文化活動や社会交流の場にしたいのです」。
インテルは以前からスタジアム付近の都市計画に敏感で、マッシモ・モラッティが会長になった初期の年間シート売上げで地域に植えるべき生木を寄付したことが第一歩だった。それ以来、長年にわたって特に積極的な姿勢を見せているミリー・モラッティ婦人は、次のように述べた。「スタジアムはサッカーだけではなくて、すべての市民のものなのです。サン・シーロ付近には数々の緑のエリアがあり、巨大なパークとしても考えられます。今みたいな不景気な時代だからこそ、夏もバカンスに行かないで町に残る多くの人々のために、市内に避暑地を設けるというのも、今後検討していきたいテーマです」
広報部