[アッピアーノ・ジェンティーレ] セルビア代表の合宿を一足早く離れてミラノに戻ったズドラフコ・クズマノヴィッチは、“Sky Sport 24”の独占インタビューに応じて、インテルとストラマッチョーニ監督のためにベストを尽くしたいと意気込みを語った。「僕の状態は良くなっています。回復に向けてできる限りのことをやっていますし、土曜日からピッチ復帰できるように努力しているところです。ドクターと積極的にやり取りして確実に良くなりましたが、出場の可能性のパーセンテージは分かりません。クラブで回復するために、セルビアの合宿から戻ってきたのです。ユヴェントスとの対決は激戦になることでしょう。繰り返しますが、僕は少しでも多くの時間をチームで過ごすために努力しているのです」
ユヴェントス戦に勝つために何が必要だと思うかと聞かれたクズマノヴィッチは、次のように答えた。「100パーセントの力を発揮しないといけません。我々はインテルですから、どんな相手でも倒せるのです。トリノでもそれを立証したし、今回もできます。インテルとユヴェントスの違いですか?向こうは首位で、我々はそうではないということでしょうか。インテルはまだ順位の面で引けを取っているし、向こうは今シーズン、我々より良いパフォーマンスを見せてますからね。とは言え、我々の目標は変わりません。チャンピオンズリーグ出場権を獲得することです」
2007年からフィオレンティーナに2シーズン所属したクズマノヴィッチはその後ドイツでプレーし、今回インテルに入団したわけだが、過去と現在のセリエAの違いについて聞かれ、こう語った。「以前に比べて、今のところ違いは感じていません。(セリエAに)戻ってきてそんなに時間が経ってないので、まだ断言できませんけどね。一方、変わったのは自分です。僕はイタリアを離れていた3年半をシュトゥットガルトで過ごしたわけですが、その間フィジカル面でだいぶ変わったというのはあります。ドイツでは戦術よりフィジカルが重視されるので、身体が強くなりました。あと、メンタル面でも成長したと思います」
「ストラマッチョーニ監督ですか?すごく気に入ってます。若くても自分が求めるものをはっきりと把握しているし、ガッツに溢れていて常に向上して勝ちたい気持ちを見せています。批判ですか?物事がうまくいかないときは批判されるのも仕方ないですね。インテルのようなビッグクラブともなるとなおさらです。勝ったときに称賛されるのと同じように、勝てないときは批判されることを受け入れるしかないです」
「我々選手はストラマッチョーニを監督に持つことを非常に嬉しく思っています。3位を獲得して、彼の下でやり続けたいですね。 ミハイロヴィッチですか?優秀な監督で、セルビア代表で彼の下でやるのは嬉しいです。とは言え、ここでは監督はストラマッチョーニです。僕のインテル入団を望んだのもストラマッチョーニ監督ですし、僕は彼とこのチームカラーのためにベストを尽くすつもりでいます。以前から、僕が憧れている選手はサネッティやスタンコヴィッチだと言ってきました。彼らのようにこのクラブの歴史に名を刻めることが僕の願いです」
広報部