[アッピアーノ・ジェンティーレ] サンプドリア戦の前日、アンドレア・ストラマッチョーニ監督は次のようにもコメントした。
「攻撃陣は木曜日の試合で素晴らしい仕事をしてくれました。 チーム全体が良かったですけどね。アントニオ(カッサーノ)とロドリゴ(パラシオ)は全力でがんばってくれました。サンプ戦は、アントニオにとって特別な試合になることでしょう。彼が大活躍で貢献した古巣チームですからね。サンプではいまでも愛されているし、私が本人に変わって彼の感情について語るつもりはないですが、アントニオにとって特別な意味を持つゲームだろうと確信しています」
一時的にインテルでプレーしたサンプドリア選手、アンドレア・ポーリについて聞かれたストラマッチョーニは、こう語った。「評価している選手ですし、私の技術プランに含まれる選手でしたよ。どうしてインテルに残留しなかったのかって?私として言えるのは、今、彼がサンプで良いプレーをしていることを喜んでいるということだけです。実際、クラブ間の交渉がどういうことになったのかは分かりませんが、とにかく彼はサンプドリアに戻ることになったのです」
トッテナム戦でのフレディ・グアリンは普段よりトーンダウンしたパフォーマンスだったのではいかと述べる記者に対し、指揮官はこう答えた。「フレディに守備的MFの役割をやらせるというのは、彼がそのポテンシャルを発揮できなくなることになるのです。彼は、フォワードを支えるインサイドハーフ、攻撃的MFとしてプレーすると最も機能する選手です。パワーとオフェンシブなプレーが特徴ですからね。トッテナム戦では、彼が突破を図る場面で数的不利の状態が多かったでした。それは、我々がピッチの違う部分で数的有利を作ることを狙っていたからです。ともあれ、彼のパフォーマンスは満足いくものだったと思っています。フレディは、中盤とフォワードの繋ぎ役なのです。いずれにせよ、彼はここにきて最も多くの試合に出場している選手のひとりだということも忘れてはいけませんね」
「マテオ・コヴァチッチですか?非常に期待している選手ですよ。私が積極的に獲得を望んだ選手で、その才能は誰が見ても明らかだと思います。しかし、まだ18歳ですし、うまく管理していくことが重要です。木曜日は途中で足がつるようになってしまいましたが、70回か75回ボールに触れた中で、ミスはたったの5、6回だけでしたからね。驚異的です。今は適切に管理して、今後は確実に大きな存在になる選手です」
今後と言えば、記者からマウロ・イカルディについて質問されたストラマッチョーニは、こう述べた。「優れた身体能力とゴール嗅覚を持った、現代的なセンターフォワードです。あれだけ若い選手でそういった特徴が揃っている選手はあまりいませんね。エデル、サンソーネ、マキシ・ロペスを彷彿させる感じで、相手の守備を苦しませる特徴を誇る選手です。インテルでの将来?彼の今後について今話すのはリスペクトに欠けることですし、不適切だと思います」
広報部