[ミラノ] ボローニャ戦での敗北の翌日、マッシモ・モラッティ会長は“サラス”社の外部で待機していた報道関係者の取材に応じた。
モラッティ会長、トッテナム相手に負けた後、立腹されていると発言されましたが、今の心境はいかがなのでしょうか?
「昨日は崩壊したようなものですからね。特に前半がそうでした。ですから、失望感はありますし、怒っていますよ。とは言え、冷静に物事をとらえて、士気を再び上げるようにしないといけません」
最近、インテルは前半がダメで、目覚める前に失点を喫してしまっているというパターンが多いですが、それはどうしてなのでしょうか?
「分かりません。でも、確かにそういった流れですね。もちろん、わざとそうしているわけではないですよ。もしかしたら、選手たちは少し怯えてピッチに上がっているのかも知れませんね。他に説明のしようがないので、そう思う次第です」
試合への準備の問題ですか?それとも、精神的なものなのでしょうか。
「両方かも知れないですね。試合途中に立て直すようにする、というのはありますが、前半を投げ出すのものね... 。2つしかないハーフタイムですから、片方を無駄にするというのは深刻な問題です」
昨日の試合前に、マルコ・ブランカは来シーズン、自分もストラマッチョーニも続投することを確信していると発言しましたが、そうなのでしょうか?
「ええ、その話は聞いてますよ。彼はその後に、いずれにせよ決めるのは会長だとも言ってましたからね。従って... 私は彼が言ったことに同感ですね」
もしインテルが3位を獲得しなかった場合、どういうところが変わる可能性があるのでしょうか?
「まず、3位獲得に失敗することは避けるようにしましょう。それで様子を見てましょう」
ストラマッチョーニ監督に対する信頼は揺らいでいないのですね?
「はい」
コヴァチッチについてどう思われますか?将来のインテルにとって期待がかかっている存在だと言われていますが。
「年齢を考慮すれば、昨日のプレーを見ても、明解なビジョンを持った選手だということが分かります。プレーに深みを与える選手ですね。素質はあります。あとは、その他の要素を揃えるべきですね」
先ほど、ブランカの発言について会長は『同感である』と言い、最終的には会長が決めることを強調しました。つまり、今後に関してまだ決断は取られていないということでしょうか?
「毎日、様子を見て検討していっているのです。私としては、何もかも今と同じで、結果さえ出るのならば、それでもいいですよ」
広報部