モラッティ:「せっかくスムーズな出だしだったのに... 」

「...結局トリノを追いかけ続ける試合になってしまった。パウリーニョ?ブラジルからの連絡を待っている」

[ミラノ] インテル対トリノ戦終了後、マッシモ・モラッティ会長は待機していた報道関係者の取材に応じて、メルカートの状況や今夜のゲームについて話した。

「パウリーニョですか?明日どういう進展があるか様子を見ましょう。地球の反対側から送られて来る情報次第ですね。 今夜の試合でケガした選手は気の毒ですよ。特にムディンガイがね。メルカート終了間際に何が起きるのかって?まあ、様子を見ていましょう」

「今夜のドローは残念でした。すぐに先制ゴールを決めたのにね。しかも、複雑なプレーではなくて、一人の選手の個人技で軽やかに決めていたことを思うと、なおさら残念です。せっかくスムーズな出だしだったのに、あのディフェンスでのミスはあり得ないですよね。あんな形でリスクを負うのはダメですよ。だからと言って、グアリンを責めるつもりはありません。あれ以降は、優れたサッカーをやるトリノを常に追いかける試合になりました。ヴェントゥーラ監督もいいし、トリノの選手たちもよかったですね。まるで弓矢のように素速く動いて、パスを正確に繋いでました。そんなチームを相手に勝ち点1を収めたから満足すべき?ええ、でも最初の流れからしてすでに勝ち点3を手にしていたようなものですから、悔いが残ることは否定できません」

今のインテルは3位以内に入れると思うか?と聞かれたモラッティ会長はこう答えた。「選手や監督の努力を見ている限り、やれるだろうと信じたいのはありますが、実際はピッチで結果を出さないと始まらないですからね。何はともあれ、今夜のサネッティは素晴らしかったです。ミリートがいないのが影響しているかって?攻撃陣に問題があるとは思いませんよ。今夜、危なっかしかったのは中盤とディフェンスでしたからね」

最後に、ユヴェントス対ジェノア戦でアントニオ・コンテ監督がレフェリーに食いかかる映像を見て、ジョゼ・モウリーニョを彷彿させられたか?という質問を受けたモラッティ会長は、次のように述べた。「モウリーニョがああいう風にレフェリーに襲いかかる場面なんて、一度も目にしたことないですよ。モウリーニョは“手錠ジェスチャー”をやったことはありますが、あんな勢いでレフェリーに接する姿は見たことありませんね」

広報部


 English version  Versión Española  Versione Italiana 

読み込み中